【実況!決算説明会】ユーザベース<3966> 2017年12月期決算(2017年1-12月期)(3/11)

2018年2月16日 19:48

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記事提供元:フィスコ


*19:48JST 【実況!決算説明会】ユーザベース<3966>---2017年12月期決算(2017年1-12月期)(3/11)
このコンテンツは、ユーザベース<3966>の2017年12月期(2017年1-12月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。11本に分けたコンテンツの3本目です。

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次はNewsPicks事業のご説明に移らせていただきます。有料課金ユーザー数はNewsPicks事業の最も重要なKPIのひとつでして、12月末時点で56,135人という結果となり、順調に増加しております。

お手元の資料ではアカデミア会員数が2187人と書かれていますが、正しくは、2781人の間違いになります。申し訳ございません。こちらの方、訂正をお願いいたします。(※注:上記画像およびユーザベースIRライブラリでは修正済みです。)

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売上げは16.6億円となり前年比74%増で、高い成長率を実現しています。売上比率では、有料課金売上が45%、広告売上が55%となっております。

有料課金売上の伸び率が高い状態になっているのですが、広告売上も、昨年対比で成長いたしました。今期は有料課金:広告が45:55の構成比ですが、来期2018年度は50:50、ちょうど1:1の売上構成比になることを見込んでおります。

NewsPicksを始めたときにこのメディア事業の理想の事業モデルとして、広告半分、有料課金半分というのを掲げておりましたが、その理想の収益モデルになってまいりました。

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売上の成長を一番けん引しているのは、やはり有料課金です。その有料課金の中でも、昨年スタートした月額5,000円のアカデミア会員の売上が、課金売上の更なる成長をけん引している構造となっています。

アカデミア会員は月額5,000円の高単価プランなのですが、1カ月に1回書籍が送られてきて、NewsPicksの主催するイベントへの参加ができ、さらにユーザー同士がつながってコミュニティとしての価値も享受できるようになります。
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では次のページです。

昨年はNewsPicks事業が損益分岐点を超え、それまでの投資フェーズから収益化フェーズに入ったということをご報告いたしました。NewsPicksは70%以上の成長を実現している高成長事業ですので、引き続き成長投資を緩めず、加速させていくべきだと考えております。

それでも利益としては、昨年1.3億円の利益が出ておりまして、ユーザベースグループの中で最も成長を牽引しながらも、利益貢献をする事業として育ってきています。
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続いてNewsPicks事業の最近のトピックスを3つ、お伝えいたします。

アカデミア会員へのサービスの一環として、幻冬舎様といっしょに「NewsPicks Book」という書籍シリーズを出しておりますが、このNewsPicks Bookが昨年大ヒットいたしました。

例えばこの『お金2.0』と『日本再興戦略』。2018年2月9日時点のタイミングで、amazonビジネス・経済の売れ筋ランキングで1位、2位をあわせて獲得しており、書籍の新しい出版モデルを実現できているのではないかと思っております。

今までスマートフォンに閉じていた我々のコンテンツを、書店の本棚で見かける方も増えてきておりまして、NewsPicks全体のブランド認知の向上にも貢献していると実感しております。

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2つ目は、NTTドコモの映像サービス「dTVチャンネル」と連携して新しい特番を始めます。昨年から我々はLivePicksという動画にチャレンジしておりまして、今年もより力を入れていこうと思っております。

これは、『マネーの虎』の現代版のようなコンテンツですね。番組作りから一緒にやっておりまして、ドコモさんのdTVチャンネルとNewsPicksで独占配信をしていくというものです。

https://www.uzabase.com/company/news/newspicks_dtvchannel/

これまでNewsPicksはスマホに特化してコンテンツを提供してきました。これが紙の書籍だったり、他社のプラットフォームを通じた動画の提供だったり、コンテンツの供給場所を拡大する事で、これまでリーチ出来ていなかった層にもNewsPicksの認知を広げて行く試みをしております。

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3つ目のトピックといたしまして、数字がひとつの節目を突破しておりますので、そのご報告をしたいと思います。

会員ユーザー数が、2月時点で300万人を突破いたしました。また有料課金ユーザー数も6万人を突破しております。

有料課金ユーザー数については年内に10万人、これは到達しないといけない数字であると経営陣は考えおりまして、それを目指してまいります。そこに向けて順調に進んでいるということをご報告いたします。

ここまでが既存事業の説明になります。

(4/11)に続く《FA》

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