BoCo、骨伝導イヤホン対応のモバイルヘッドホンアンプ「WBA-1」発売

2018年1月26日 22:26

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ヘッドホンアンプ「WBA-1」(画像: BoCoの発表資料より)

ヘッドホンアンプ「WBA-1」(画像: BoCoの発表資料より)[写真拡大]

  • earsopenの「WR-3(音楽用有線タイプ)」と接続の様子。

 BoCoは24日、骨伝導イヤホンに対応したモバイルヘッドホンアンプ「WBA-1」を販売開始した。スマートフォンなどにBluetoothで接続することで、骨伝導イヤホンの音質を大幅にアップグレードできる。東京銀座にある「BoCoストア」で先行販売される。

●モバイルヘッドホンアンプ「WBA-1」

 WBA-1は、同社が開発した骨伝導イヤホン「earsopen」で再生している楽曲をイコライジングのかかったサウンドに変換することが可能なヘッドホンアンプだ。街や電車など周りの雑音が多い場所でも、サウンドをパワーアップさせて聞きとりやすくする。

 Bluetoothに対応しており、スマートフォンやモバイルオーディオプレーヤーとコードレスで接続できる。重さは130グラムでとても軽量となっており、幅が34ミリ・奥行きが55ミリとサイズも小型でモバイルに最適だ。

●骨伝導イヤホン「earsopen」

 今回発表されたWBA-1は、BoCoが既に販売している骨伝導イヤホン「earsopen WR-3」と共に利用することで能力を発揮する。earsopenは、耳にイヤホンを差し込むことなく、骨を振動させてサウンドを脳へ伝える骨伝導技術を利用したデバイスだ。

 同社が開発資金の1億円を、インターネットで商品開発資金などを調達するクラウドファンディングのWEBサイト「グリーンファンディング byティーサイト」において調達し、easmpenは開発・発表された。

●BoCoとは?

 WBA-1を開発したBoCoは、2015年10月東京で設立されたサウンドデバイスを開発する企業だ。代表取締役は謝端明氏で、ソニー社のオーディオ事業部出身の技術者が集結している。東京都大田区のテクノWING大田に東京工場を所有している。

 高い技術が評価され、「飛躍ネクストエンタープライズ」と呼ばれる経済産業省が主催したプロジェクトに選出された。

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