新興市場銘柄ダイジェスト:串カツ田中がストップ高、レーサムは昨年来高値を更新

2018年1月23日 15:41

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記事提供元:フィスコ


*15:41JST 新興市場銘柄ダイジェスト:串カツ田中がストップ高、レーサムは昨年来高値を更新
<3915> テラスカイ 9460 +1500
ストップ高比例配分。1株につき2株の割合で株式分割を実施すると発表している。基準日は2月28日。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、より投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性向上を図ることを目的としている。前日終値ベースの最低投資金額(1単元=100株)は79万6000円だった。

<3482> ロードスター 2043 +213
大幅続伸。1月19日付で投資運用業及び電子申込型電子募集取扱業務の登録を完了したと発表している。これまでプロに限られてきた不動産投資を、クラウドファンディングの手法を用いて一般の人にも開放することが可能になるとしている。不動産のエクイティ部分に個人も投資でき、かつインターネット上で契約行為の完結を可能とする各種登録の完了は同社が日本で初めて。今後、エクイティ型の第1号案件組成に向けて準備を進めるという。

<4565> SOSEI 12050 +800
大幅続伸。ドイツ証券が投資評価「Buy」、目標株価16050円でカバレッジを開始している。同社は英子会社ヘプタレス・セラピューティクスにおいて魅力的な創薬プラットフォームを有すると指摘。18年には第2相臨床試験段階の資産がゼロから4つに増え、開発パイプラインが前進するとの予想を示している。これは同社の技術の有効性をさらに証明し、より規模の大きな投資運用会社の関心を引くと考えている。

<3358> ワイエスフード 360 +80
ストップ高比例配分。餃子計画との間で業務提携に関する基本合意書を締結したと発表している。餃子計画は大手外食チェーンや総合スーパー向けの餃子の製造・卸業をはじめ、通信販売事業、さらに国内外で餃子専門店「餃々」を運営する外食事業を展開する。17年4月期の売上高は31億4948万円、営業利益は4294万円。今回の業務提携により両社の得意分野や営業拠点、人的資産を活かし、事業の拡大・充実化を進めるという。

<3547> 串カツ田中 4545 +700
ストップ高。立会外分売の実施を発表している。予定株式数は45万6400株、予定期間は1月29日から31日まで。同社は東証1部への市場変更を目指しており、今回の立会外分売はその形式要件の充足を図るために行うとしている。1部昇格への期待から物色が向かっているようだ。なお、岩井コスモ証券では目標株価を従来の1433円から4000円に引き上げつつ、投資判断を「B+」から「B」に引き下げている。

<3758> アエリア 2171 +166
後場急伸。連結子会社のエイタロウソフトが人気テレビアニメ「幽☆遊☆白書」を題材としたスマートフォン向け新作ゲームをモブキャス<3664>と共同開発中であると発表している。仮称「Project U」とする本作は、迫力の必殺技で原作の世界観を余すことなく再現する「キャラクター育成型アクションRPG」となっており、他のユーザーと共闘できるマルチプレイを搭載予定という。

<8890> レーサム 1709 +132
大幅反発で昨年来高値更新。海外を含めて同社グループの強みを生かせる投資機会を捉えていくため、その活動主体として新たに子会社グローバル・インベストメントを設立したと発表している。グローバル・インベストメントは同社の100%出資子会社であり、海外の不良債権業務及び企業再生業務等を行う。《DM》

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