ヒットの兆しはある?「きみが心に棲みついた」第1話から大予想

2018年1月19日 22:59

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自分に自信を持てない今日子を演じる吉岡里帆(c)TBS

自分に自信を持てない今日子を演じる吉岡里帆(c)TBS[写真拡大]

■新ドラマ「きみが心に棲みついた」がスタート

 2018年のお正月に再放送された「逃げるは恥だが役に立つ」。恋ダンスなどの大ブームを起こしたドラマだが、TBS系列の火曜22時枠はこれ以降も「カルテット」や「あなたのことはそれほど」などのドラマが立て続けにヒットしている。

【こちらも】2018年1月スタートの新ドラマ「きみが心に棲みついた」、キャストに隙ナシ!

 今もっとも期待されているドラマ枠だが、この時間帯に2018年1月16日から「きみが心に棲みついた」がスタートした。本ドラマでは「カルテット」で脚光を浴びた吉岡里帆が主演を務めるなど、かなり攻めた内容になっているのがわかる。それ以外にも注目役者が登場している本作だが、第1話はどのような展開を見せたのだろうか。

■自分に自信を持てない今日子の前に2人の男性が出現!

 小川今日子は下着メーカーに勤める28歳。下着に掛ける情熱は誰よりも熱く、上司である堀田(瀬戸朝香)からも信頼されている。しかし、今日子は過去のトラウマから自信を持てず、恋愛することもままならない状態であった。

 そんな今日子を見かねた堀田は、彼女を合コンに半強制的に参加させてしまう。しかし、どうしても人とどのように会話していいのかわからず、ますます挙動不審になってしまう今日子。挙句の果てには「誰でもいいから付き合いたい」と口走ってしまい、その姿勢を同席していた編集者の吉崎(桐谷健太)から叱責される。

 はじめは驚いた今日子だが、自分のことをきちんと叱ってくれた吉崎に一目ぼれしてしまう。呆れて帰ってしまった吉崎を追いかけて突然告白するも、その思いが叶うこともなかった。

 出会い方をしくじってしまったと嘆く今日子の前に、突然会社に星名(向井理)が同僚としてやってくる。実は、彼こそが今日子のトラウマの原因であると共に、はじめて自分を肯定してくれた人物だった。

■星名の出現にもめげない今日子の姿を描く

 星名が突然同僚になるも、吉崎との仲を進展させることを今日子はあきらめなかった。彼女は吉崎が担当する漫画を読み、感想を送って意思疎通を図ろうとした。それが功を奏し、少しだけ吉崎との仲が進んでいく。

 さらに、今日子の腕を見込んで堀田から新プロジェクトのチームに入って欲しいと声を掛けられるなど、状況はどんどん好転していく。今度こそ自分を変えられると思った今日子だが、星名はまた彼女に恐怖を与えようと画策するのだった。

 第1話は吉崎と出会うことで、本当に自分を変えようとする今日子の姿が描かれた。その姿に共感する声も多く寄せられており、吉岡里帆の演技も惹きつけられるものがあった。今日子と吉崎の仲と共に、星名がこれからどのような行動を取るのかにも注目したい作品だ。

 「きみが心に棲みついた」はTBSにて火曜22時から放送中。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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