フィギュア全日本選手権女子、優勝の宮原知子と2位の坂本花織が五輪代表に

2017年12月25日 06:51

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 23日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザでフィギュアスケート全日本選手権女子フリーが行われ、宮原知子が逆転で4連覇を飾った。24日発表された平昌冬季五輪代表には、宮原と今大会2位の坂本花織が選ばれた。

 SP2位の宮原はフリーでは147.16点の最高得点を叩き出し、トータル220.39点で4連覇を飾り、平昌冬季五輪代表の座を射止めた。2位はSPで首位に立っていた坂本で、フリーでは3位となる139.92点を出しトータル213.51点を出した。3位はSP5位の紀平梨花で、フリーでトリプルアクセルを2度とも成功、フリーでは2位となる141.29点を出しトータルは208.03点だった。
SPで4位の樋口新葉は、フリーで138.03点、トータル206.96点で4位となった。

 全日本選手権の優勝者は平昌五輪の代表に内定する。そして、注目のもう一枠には、総合的な判断の結果、坂本が選ばれた。

 樋口は3シーズンを対象とした世界ランキング、今季の世界ランキング、今季の合計得点の自己ベストの全てで坂本をリードしていた。しかし、坂本は1カ月前のスケートアメリカで2位に入っており、今大会と合わせた好成績が優先された。また、SPで3位だった本郷理華にも五輪代表のチャンスはあったが、フリーで127.14点と振るわず6位に終わった。

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