30歳を迎えた長澤まさみ、女優として確実にキャリアアップ中!

2017年12月22日 00:02

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「FRaU」にて30歳のありのままの姿を見せた長澤まさみ。今をときめく女優として成長(c)講談社

「FRaU」にて30歳のありのままの姿を見せた長澤まさみ。今をときめく女優として成長(c)講談社[写真拡大]

■「セカチュー」のイメージから完全脱却した長澤まさみ

 2004年、純愛ブームを巻き起こした映画「世界の中心で、愛をさけぶ」に主演として出演した長澤まさみ。透明感のある彼女は難病に立ち向かう女性役を見事に演じ、多くの人の心にその姿を焼き付けた。

 その後も多くのドラマや映画に出演を続け、2017年には30歳を迎えた。デビューからひたむきに女優としてキャリアアップを続けてきた彼女は、現在も第一線の女優として活躍中だ。女性誌「FRaU」でも30歳を記念したグラビアを披露し、人間として確実に厚みを深めた姿を見せつけた。

 30歳を迎えた彼女は2017年もヒット作に恵まれ、さらに2018年もすでに複数の作品で出演が決まっている。

■「銀魂」をはじめ独自のキャラクターを演じる女優に

 2004年の「世界の中心で、愛をさけぶ」のヒット以降、清楚なアイドルキャラでの出演が非常に目立った。「ラフ」や「タッチ」でヒロイン役を演じ、このイメージがしばらく続いた。

 しかし、幾多の映画やドラマ出演を経験することで、女優として着実にステップアップを果たした。特に、2015年に出演した「海街diary」での演技は、過去の長澤まさみとはまったく違ったものとなっていた。うざめの行動や発言をしながらも、本能のままに生きる女性を見事に演じている。このキャラクターは長澤の強みとなっていき、大河ドラマ「真田丸」でも発揮され、彼女が完全に自分のものにしているのがわかる。

 女優として幅を広げた長澤の演技力は、2017年に大ヒットした映画「銀魂」でも遺憾なく発揮された。劇中で彼女は自己中心的な部分を持つ女性キャラを演じ、独特の世界観に華を添えてくれた。

 また、2018年には高橋一生との共演作「噓を愛する女」の上映が控えている。こちらでは男性に騙されるキャリアウーマン役という、「銀魂」とはまた違った役どころを演じることになっている。この点を比較するだけでも、役の幅が広がっているのがわかる。

■2018年4月期のドラマで主演も内定

 しばらく映画での活躍が目立った長澤まさみだが、2018年にはドラマで主演を務めることもすでに内定している。2018年4月期からはじまるフジテレビ系列ドラマ「コンフィデンスマンJP」において、彼女は詐欺師を務める予定だ。約11年ぶりに月9ドラマでの主演と、女優として大きく成長した彼女に期待したいドラマとなっている。

 「コンフィデンスマンJP」は2018年4月、毎週月曜日21時からフジテレビ系にて放送予定。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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