マザーズ指数は7日ぶり反落、IPOイオレは初値持ち越し、LTSは初値4.1倍/マザーズ市況

2017年12月15日 18:16

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:16JST マザーズ指数は7日ぶり反落、IPOイオレは初値持ち越し、LTSは初値4.1倍
 本日のマザーズ市場では、週末要因に相場全体の軟調地合いも重なり、利益確定売り優勢の展開となった。マザーズ指数は5日線を割り込む場面も見られたが、下値では押し目買いが入りやや下げ渋った。また、新規上場銘柄には引き続き積極的な買いが向かった。なお、マザーズ指数は7日ぶり反落、売買代金は概算で906.05億円。騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり142銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、SOSEI<4565>、ロコンド<3558>、サンバイオ<4592>、Gunosy<6047>、ミクシィ<2121>などが下落。ドリコム<3793>はスマートフォンゲーム「きららファンタジア」のアクセス障害と長期メンテナンス実施が嫌気されて10%安となった。また、ハイアス<6192>は上期決算を受けて業績期待が後退し、ストップ安まで売られた。一方、中村超硬<6166>、サインポスト<3996>、サイバーダイン<7779>などが上昇。信用規制が解除されたオーケストラ<6533>や、資本業務提携に関するリリースが材料視されたフィルカンパニー<3267>は上げが目立った。また、シェアリングT<3989>が高値更新からストップ高水準まで買われ、第3四半期が大幅増収増益だったバリューゴルフ<3931>は買い気配のままストップ高比例配分となった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したHANATOUR<6561>は公開価格を10%上回る初値形成となった。イオレ<2334>は買い気配のまま初値が付かなかった。また、LTS<6560>は上場2日目の本日、公開価格の約4.1倍となる高い初値を付けた。《HK》

関連記事