マザーズ指数は3日続伸、上値では利益確定売りも、ロコンドなど急伸/マザーズ市況

2017年12月11日 17:04

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記事提供元:フィスコ


*17:04JST マザーズ指数は3日続伸、上値では利益確定売りも、ロコンドなど急伸
 本日のマザーズ市場では、日経平均が前場伸び悩むなか、買いが強まる場面が見られた。中小型株に短期の値幅取り狙いの物色が向かったようだ。しかし、上値では利益確定売りも出て、マザーズ指数は1180pt近辺でのもみ合いとなった。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で949.24億円と3週間ぶりに1000億円を割り込んだ。騰落数は、値上がり142銘柄、値下がり87銘柄、変わらず13銘柄となった。
 個別では、ロコンド<3558>がマザーズ売買代金トップ。一時15%近い上昇となり、取引時間中の上場来高値を更新した。その他売買代金上位では、中村超硬<6166>、ミクシィ<2121>、DMP<3652>、サイバーダイン<7779>、SOSEI<4565>などが上昇。BS<3623>はKDDI<9433>による同社決済アプリの取扱い開始を受けて急伸する場面があった。また、「経皮吸収組成物」に関する特許査定を発表したメドレック<4586>や、GameWith<6552>、クックビズ<6558>は10%超の大幅高となった。一方、串カツ田中<3547>やDDS<3782>が下落し、サインポスト<3996>、ドリコム<3793>、力の源HD<3561>も小安い。また、アイリッジ<3917>、ソレイジア<4597>、MS−Japan<6539>などがマザーズ下落率上位となった。MS−Japanは東証1部への市場変更を発表したが、材料出尽くし感が広がったようだ。《HK》

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