日本が北朝鮮にロスタイム弾で1-0で勝利 サッカー東アジアE-1選手権

2017年12月10日 21:28

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 9日、サッカーの東アジアE-1選手権が東京都味の素スタジアムで行われ、日本が北朝鮮と対戦、1-0で勝利した。北朝鮮はしっかり守備を固めて日本の攻撃陣を封じ、狙ったカウンター攻撃で再三ゴールチャンスを作った。しかし日本は、代表デビュー戦のGK中村航輔のビッグセーブなどでゴールを阻むと、終了間際に井手口陽介のゴールで辛くも勝利した。

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 試合開始直後から北朝鮮は粘り強く守備に徹すると、日本はボールは回しながらも連携ミスを誘われチャンスが掴めない。パスのスピードや正確さの足りなさを感じられる嫌な展開となる。逆に北朝鮮が前半25分、シュートを打つが、中村がスーパーセーブでゴールを許さない。

 後半24分にも北朝鮮は決定的なヘディングシュートを打つが、またしても中村がゴールを死守する。後半38分の北朝鮮の中央からフリーで打たれたシュートも中村がゴールに立ちはだかった。

 すると後半49分、このままドローで逃げ切れるかと思われたところで、ラストプレーを日本がものにする。川又堅碁の左からのクロスボールを今野泰幸がヘッドで折り返したところに井手口が反応し、右足のボレーでミドルシュートを打つ。これが綺麗にゴールに吸い込まれ、チャンスの少なかった日本が初戦で劇的な勝利を飾った。

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