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米国株見通し:暫定予算の可決を好感、雇用統計の結果にも注目
記事提供元:フィスコ
*19:14JST 米国株見通し:暫定予算の可決を好感、雇用統計の結果にも注目
S&P500先物 2639.50(+10.25) (19:00現在)
ナスダック100先物 6323.00(+31.75) (19:00現在)
19:00時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは70ドル高程度で推移。欧州市場は全般小幅ながら上昇して推移している。原油先物相場についても小幅に上昇して推移しており、これらの流れを受けて、米株式市場はやや買い優勢の展開から始まろう。
7日の米株式市場は上昇。ハイテク株を買い戻す流れが継続しているほか、原油相場の上昇が好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。本日は雇用統計の結果が注目されるが、予想を下回ったとしても12月12日-13日に連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが確実視されている。来年は2回ないし3回の利上げ実施が予想されるなか、当初想定より利上げペースが緩やかになるとの見方もあり、株式市場には好感されそうだ。
また、債務上限引き上げの採決が控えるなか、米議会上下両院が前日、期間2週間の暫定予算をそれぞれ賛成多数で可決したことが材料視される。その他、足元で自律反発を続けているハイテク株の動向も注目される。リバウンドが持続する局面においては、相場の強い押し上げ要因になるだろう。《KK》
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