ジャパンディスプレイが続伸、JOLEDの世界初の印刷方式有機ELパネルを好感

2017年12月6日 10:08

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■印刷方式による有機ELパネルの量産技術を確立し12月5日出荷開始

 ジャパンディスプレイ<6740>(東1)は6日、続伸して始まり、取引開始後に5%高の212円(11円高)まで上げて出直りを強めている。同社が15%出資する有機EL事業会社JOLED(ジェイオーレッド)が5日、「世界初、印刷方式有機ELパネルを製品化、12月5日より出荷開始」と発表し、引き続き材料視されている。

 発表によると、出荷を開始した製品は、21.6型4K高精細の印刷方式有機ELパネル。JOLEDは2015年の発足以降、印刷方式による有機ELパネルの研究開発、量産技術の確立を進め、2017年4月から開発品のサンプル出荷を開始。製品の完成度や生産性の検証において必要とされるレベルを実現したことから、このたび製品としての出荷を開始した。同製品は、医療用モニターへの採用が決まっているほか、さまざまなアプリケーション向けに順次出荷される、という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】セガサミーHDは続落も今期1Q高進捗率業績見直しに新作ゲーム発売の先取りがオンして押し目買い余地(2017/09/05)
【株式評論家の視点】リコーリースは大規模修繕・改善等の「団地再生ローン」開始が注目(2017/09/05)
【注目銘柄】ナトコは好業績評価して上値試す、17年10月期3Q累計大幅増益で通期増額の可能性(2017/09/13)
【編集長の視点】アグロ カネショウは反落も連続最高純益を手掛かりに割安修正買いが再燃して上値追い有力(2017/09/05)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事