個人投資家株ファイター:「チバニアン」で注目したい銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2017年11月24日 20:23

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記事提供元:フィスコ


*20:23JST 個人投資家株ファイター:「チバニアン」で注目したい銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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2017年11月21日10時に執筆

千葉県市原市田淵の地層が77万年前に地球の磁場が反転した痕跡を示していることが確認され、2017年11月10日の期限を持って地球の歴史でおよそ77万年前~12万6千年前の年代が「チバニアン」と命名されることが濃厚となった。地質年代には「白亜紀」や「中生代」といった名前が付けられているものの、日本の地名が付けられるということもあり、注目を集めるテーマ銘柄となるかもしれないぜ。

■チバニアン
地球誕生から現代までの約46億年を時代ごとに区切ったものを地質年代(地質時代)と呼ぶ。代表的なものでは「中世期」や「白亜紀」などが挙げられるが、小さな区分には未定のものもある。そして地質年代は、その年代の境界が最も分かる地層が世界の基準地として選ばれている。千葉県市原市田口周辺の地層が約77万年前に地球の磁場が反転した痕跡を他の候補地よりも明確に示していることから、地質年代では初めての「チバニアン」という日本名が付けられることが濃厚となった。

■チバニアンは株式市場でも注目されるのか
今回の年代に関してはネアンデルタール人が生きていた「第四紀更新世」の年代ということもあり、国際的にも命名が何になるのかに注目が集まっていた。そして日本の他にもイタリアが南部2か所の地層を申請していたが、データが日本のものよりも不明瞭だったのが原因で「チバニアン」が採用される見込みに。実際に正式採用が決まるまではまだ審査が残されているものの、過去の事例から考えても、事実上の確定と見る見方も多いようだ。地球史に新たに「千葉」の名前が刻まれることからも、周辺地域が活性化する可能性も意識される。外国人観光客が千葉県に訪れる可能性もあるとして、千葉県に関連する銘柄に注目しておきたいところだ。

■株ファイターオススメの注目銘柄

<4661>オリエンタルランド
「2020中期経営計画」では東京ディズニーリゾートの入園者数を恒常的に3,000万人レベルにする目標を掲げている。同じ千葉県内ということもあり、外国人来場者数の増加も見込めることからも、注目しておきたい。

<9009>京成電鉄
大株主はオリエンタルランド。千葉県や東京都を地盤とする私鉄大手で、成田空港の空港アクセスが収益に寄与している。成田空港へのアクセスが良好ということもあり、訪日外国人観光客が増加した場合は、その利用を取り込めるだろう。
<3075>銚子丸
郊外型回転寿司「すし銚子丸」において、2021年までに売上高500億円を目指しており、訪日客強化や既存店強化を重視する。日本の代表的な食である「寿司」を安く提供していることもあり、こちらも訪日客が利用することも増えるかもしれないな。。

■一言
初めて地質年代に日本の名前を刻もうとしている。今回の命名に関しては国際的にも注目度が高かったものであり、前例はないものの「チバニアン」に確定したら周辺地域の観光事業が活性化する可能性は十分に考えられるだろう。

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執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道《WA》

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