マザーズ指数は4日続伸、中小型株物色続く、IPOサインポストは初値持ち越し/マザーズ市況

2017年11月21日 18:04

印刷

記事提供元:フィスコ


*18:04JST マザーズ指数は4日続伸、中小型株物色続く、IPOサインポストは初値持ち越し
 本日のマザーズ市場では、主力大型株への買いが先行したことにより、朝方にはマザーズ指数がマイナスへ転じる場面も見られた。しかし、日経平均は買いが一巡すると高値こう着となり、前日に続き中小型株へと資金が向かった。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で1112.31億円。騰落数は、値上がり125銘柄、値下がり105銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのソレイジア<4597>が13%近い上昇。19年12月期の営業黒字化を計画しているとの報道があった。グレイス<6541>やオーケストラ<6533>も10%超の大幅高となった。また、ヤフー<4689>が運営する「ヤフオク!」の新サービスで連携すると発表したマーケットE<3135>がストップ高を付け、ネットリユース・リサイクル事業を手掛けるリネットジャパン<3556>もストップ高まで買われた。一方、中村超硬<6166>、UNITED<2497>、DMP<3652>、GNI<2160>などが下落し、SOSEI<4565>は小安い。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したサインポスト<3996>は買い気配のまま初値が付かなかった。同社はJR東<9020>と無人店舗の実証実験を始めたことが報じられている。《HK》

関連記事