個人投資家わらしべ:スターティアはナレッジスイートのIPO関連銘柄で注目【FISCOソーシャルレポーター】(訂正)

2017年11月21日 16:15

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記事提供元:フィスコ


*16:15JST 個人投資家わらしべ:スターティアはナレッジスイートのIPO関連銘柄で注目【FISCOソーシャルレポーター】(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)同社はスターティア<3393>の持分法適用会社である
(正)同社はスターティア<3393>の出資先である

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年11月18日21時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

【12月はIPO上場ラッシュ・20社が上場へ】

IPO(新規上場株)は人気銘柄になる場合が多いため注目度は高まる傾向にあります。

12月は20社が新規上場「IPOラッシュ」とも言える活況となっています。

IPO銘柄はに注目が集まるのはもちろん、関連銘柄も物色の対象となる場合があります。

そういった観点から12月IPO株関連銘柄としてスターティア<3393>に注目してみたいと思います。

スターティア<3393>東証一部

【事業概要】

電子ブック、ITネットワーク環境からファシリティまで、オフィスのトータルコンサルティングをグループで行っています。

事業は
【ITインフラ関連事業】
【デジタルマーケティング関連事業】
【その他事業】(ITベンチャーキャピタル)が3本柱となっています。

※AR(拡張現実)関連事業を同社の100%連結子会社であるスターティアラボ(株)が手掛けています。


【ナレッジスイート<3999>が12月18日に新規上場】

同社が株式を226,000株、9.8%保有する第3位の大株主となっているナレッジスイート<3999>が東証マザーズ市場に12月18日に上場予定であることが発表されています。
(2017年11月13日上場承認)


【ナレッジスイートは「脳の記憶補助装置を開発する会社」成長期待は高い】

ナレッジスイートの事業内容は『企業内に眠るビッグデータを可視化させ、生涯その企業において知識の変化に対応した「脳の記憶補助装置」を開発することを企業ビジョンとし、社員が持つ知識や経験を共有することで、営業活動における効率化を目的としたクラウドサービスの開発及び販売を主たる事業としております。』(新規上場のための有価証券報告書より)

HPには『クラウドサービスを通じて「社員の知識を可視化」させ、「変化し続ける生きた会社資産」作りを自動化いたします。』と書かれており、ビッグデータ時代を生き抜くための企業に対するサポート役として今後の成長が期待されるものと考えられます。

※ナレッジスイート<3999>に対する市場の関心の高まりとともに同社はスターティア<3393>の出資先であることからスターティアも関連銘柄でありビジネスパートナーとして市場の関心は高まることが予想されます。


【持分法適用関連会社 「(株)クロスチェック」は上場が期待される成長企業】

スターティアはより出資比率が高く連結決算にも反映される「持分法適用関連会社」を4社擁しています。そのなかでも私としては今後大きな成長性が期待される企業として「(株)クロスチェック」に注目しております。

クロスチェックは「一括請求を基盤とした、ワンストップサービス(回線施設代行、OA機器・オフィスファシリティの販売、レンタル、一括請求サービスにより再販等)の提供」を行っており、スターティアの出資比率は30.56%となっています。

同社の手掛ける一括請求サービス「クロスビリング」は企業の経費節減、事務の効率化につながる成長性の高い事業と考えられ、今後、上場も含めた成長性が期待出来ると思います。


【自己資本比率71.0%と財務健全性は高く9円配当(安定配当)、NISAでの長期投資にも適す】

成長株に長期的な目線で投資するためには財務健全性が重視されると思います。

また、配当も安定的な配当がNISA等の長期的な投資には求められることでしょう。

同社は自己資本比率71.0%、利益剰余金22.4億(17.6月現在)と財務健全性は高く、年間配当は9円の会社予想(長期的に安定した配当を行っていく方針:H29年5月12日開示)とされており、NISAでの長期保有にも適す銘柄と考えられます。

株価778円(2017年11月19日終値)

執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ—-《SK》

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