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動く“物流業界”、SMBC日興証券(花田浩菜)
*12:15JST 動く“物流業界”、SMBC日興証券(花田浩菜)
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
今月初めに佐川急便の持株会社であるSGHDの上場が発表されましたね。11/20付の「Daily Outlook」では、話題の物流業界ついて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『人手不足の代名詞の1つとなっている“物流業界”に関するニュースは途絶えることがない。10月1日にはヤマト運輸が 27 年ぶりに宅配便の基本運賃を値上げし、佐川急便も11月21日より実施する予定だ。また、ヤマト運輸は年末年始の時給を引き上げて人手の囲い込みに動いたようだ。一方で、宅配貨物の取扱個数は年々増加しており、物流は活発化している。今後も景気の上向きやネット通販の増加などを背景に需要拡大見込めるマーケットといえよう』と見ています。
続けて、『物流6社合計の18/3期上期決算では、人件費増や先行投資の実施などを受け営業利益は前年同期比30%減となった一方で、売上高は同5%増を確保した』と主要な物流6社の決算について伝えています。
さらに、各社の決算について、『センコーHD<9069>の 18/3 期上期は増収減益。株式市場ではコスト増が不安材料として認識されたとみられるが、下期には運賃改定を積極的に行うとみられており、通期では会社計画に沿って増益が見込まれる。ドライバー不足対応などで長距離輸送をトラックから鉄道や船舶に転換する取り組みを行った』など、個別に見解を述べています。
最後にレポートでは、『各社とも値上げや省力化の効果が収益に寄与すると見込んでおり、通期営業利益は前年比 2.1%増を計画している。今後、値上げを適切に実施できるか注目したい』として、『物流関連の主な銘柄』を紹介しています。具体的にはセンコーHD<9069>や日立物流<9086>など全6銘柄が挙げられていますので、詳しくは11/20付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。《DM》
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