井村屋グループが18%高、東証・名証1部への移籍など好感

2017年11月16日 10:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■公募増資も行い用地購入や設備増設などの成長投資を発表

 井村屋グループ<2209>(東2)は16日、急伸相場となり、10時現在は18%高の2470円(373円高)前後で推移。出来高も急増し、東証2部銘柄の値上がり率1位となっている。15日の夕方、東証と名証が12月7日付で市場1部銘柄に指定すると発表し、同社は更なる成長に向けた資金調達として新株式発行、および自己株式の処分を発表。期待が集まった。

 新株式発行は11万4000株の公募増資、自己株式の処分(一般募集)は88万6000株。払込期日は2017年12月6日。調達する資金は、「当社グループの特色である、あずき関連商品の更なる進化に向けて、伝統に培われた技術と新技術の融合を図り、価値、特色を向上した商品を生産する「あずき加工の基幹工場」の建設を目的として、主に当社グループの本社(三重県津市)に隣接するNTT印刷株式会社から当社が購入し、井村屋株式会社が使用する工場建物の改装資金及び菓子食品製造設備や冷菓製造設備の増設のための設備投資資金に充当する予定」などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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