足元の調整は想定内、25日線辺りまでは押し目買いも入りづらいか/後場の投資戦略

2017年11月15日 12:10

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22171.08;-208.93TOPIX;1753.91;-24.96

[後場の投資戦略]

 日経平均は寄付き後に下げ幅を広げており、11月1日以来の22200円を割り込んできた。25日線が支持線として意識されるなか、同線を支持線として試すまでは、押し目買いも入りづらいところであろう。25日線は21950円辺りに位置しており、22000円割れが意識されやすいとみられる。

 もっとも、足元の調整は想定内であり、押し目待ちのスタンスとみられる。東エレク<8035>の強い動きをみても地合いは悪化している訳ではないとみておきたい。決算が通過したこともあり、手掛かり材料に欠ける面もありそう。インデックスに絡んだ商いが中心であり、大きく振れやすく、後場は日銀のETF買い入れが意識されるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、大引け前30分からの先物主導の売りが意識されてきそうだ。(村瀬智一)《AK》

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