サッカー欧州予選プレーオフ、イタリア逆転での出場決定なるか

2017年11月13日 16:07

小

中

大

印刷

 サッカーのワールドカップロシア大会欧州予選プレーオフで、イタリア代表が劣勢に立たされている。ホーム&アウェーでのスウェーデン代表との初戦を0-1で落とし、敵地で無得点に終わったことにより、極めて苦しい状況で13日(日本時間14日)の2戦目を迎えることとなった。

 だが、「カルチョの国」イタリアは過去、幾多の逆境を跳ね返し多くの栄光を手にしてきた。

■土壇場で底力を発揮するアズーリ

 ワールドカップ史上、4度の優勝の実績を持つイタリア。

 過去、ヨーロッパ予選を勝ち抜けなかったのは一度(1958年スウェーデン大会)だけ、近年では1位突破が殆どでプレーオフを戦ったケースは1997年に行われたフランスW杯予選まで遡らなければならない。イングランドの後塵を拝し、グループ2位となったこの時の予選ではロシアとのプレーオフを戦った。アウェーでの初戦を1対1の引き分け、2戦目のホームでピエロルイジ・カシラギのゴールにて1対0で勝利を納める。

 敵地で引き分け、ホームではウノ・ゼロ(イタリア語で1対0の意味)での勝利とどちらの試合も、試合巧者のイタリアらしくしぶとい戦い方で、本大会進出を決めた。

 また、本大会でもあと一歩まで追い込まれながら、踏みとどまった印象的なシーンがある。1994年のアメリカ大会は苦しみつつも驚異の粘りを発揮するイタリアの象徴的な戦いとして記憶されている。

 グループリーグではチームの主軸であるロベルト・バッジオの不振、守備の要フランコ・バレージが負傷と苦しい状況の中、グループ3位でかろうじて決勝トーナメントに進出。1回戦では新興勢力とも叫ばれ、強靭な身体能力を誇ったナイジェリアに序盤からリードを許すも終了間際で同点に追いつき、延長戦の末、逆転でナイジェリアを降した。息を吹き返したイタリアはその後、決勝まで勝ち進み満身創痍ながら準優勝を手にした。

■欧州開催では高い勝率を誇る

 ここ最近では2006年ドイツ大会で優勝、その後2大会はいずれもグループリーグ敗退と大会毎にチーム力の波も大きく、決して安定した成績を残しているわけではない。それでも、ヨーロッパ大陸での大会では伝統国らしい強さを発揮(4度の優勝は何れも欧州開催、1980年以降は全てベスト8以上)しており、来年のロシアでも出場が実現した際にはアズーリの躍動を信じてやまないファンも世界中に存在するはずだ。

 果たして、イタリア代表はロシアの地を踏むことが出来るのだろうか。命運が懸かった第2戦はイタリアのホーム、サン・シーロスタジアムで行われる。(佐藤文孝)

関連キーワードロシアイタリアサッカーワールドカップ(W杯)

「スポーツ」の写真ニュース

エンタメの最新ニュース

RSS

もっと見る

主要ニュース

RSS

もっと見る

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_news

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース