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豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪雇用統計に注目
記事提供元:フィスコ
*14:50JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、豪雇用統計に注目
■弱含み、資源価格の先安観が上値を抑える
先週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)が予想通り政策金利(1.50%)を据え置き、インフレ見通しを維持したことが好感され、豪ドル買いが先行した。その後、中国10月の銅や鉄鉱石の輸入が減少したことや、豪準備銀行の四半期金融政策報告では基調インフレ率の目標到達時期が後退していたことで、豪ドル売りになった。取引レンジ:86円79銭-87円70銭。
■もみ合いか、豪雇用統計に注目
今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)は家計債務への影響などを考慮して当面利上げに慎重との見方が続くなか、10月雇用統計の発表が注目される。前月は、失業率が予想外の低下も、雇用者数の伸びは鈍化した。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・16日:10月雇用統計(9月:失業率5.5%、雇用者数増減:+1.98万人)
予想レンジ:86円00銭-88円00銭《FA》
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