11月9日のNY為替概況

2017年11月10日 05:40

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記事提供元:フィスコ


*05:40JST 11月9日のNY為替概況
9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円69銭から113円09銭まで下落した。

米上院が発表した税制改革法案の中で、法人税減税の実施が2019年まで先送りされることが盛り込まれていることが明らかになると、失望感からドル売りが加速した。また、株安に連れたリスク回避の円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.1600ドルから1.1655ドルまで上昇した。欧州委員会(EC)のユーロ圏経済見通し引き上げを好感したユーロ買いが優勢となった。

ユーロ・円は、131円70銭から132円23銭のレンジで乱高下した。ECによるユーロ圏経済見通し引き上げを好感したユーロ買いと、リスク回避の円買いが交錯。

ポンド・ドルは、1.3094ドルから1.3166ドルまで上昇した。

ドル・スイスは、0.9996フランから0.9922フランへ下落した。

[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:23.9万件(予想:23.2万件、前回:22.9万件)・米・失業保険継続受給者数:190.1万人(予想:188.5万人、前回:188.4万人)・米・9月卸売在庫改定値:前月比+0.3%(予想:+0.3%、速報値:+0.3%)・米・9月卸売売上高:前月比+1.3%(予想:+0.9%、8月:+1.9%←+1.7%)《KY》

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