後場に注目すべき3つのポイント~バブル崩壊後の戻り高値を回復、1992年1月の23000円が射程に

2017年11月7日 12:30

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記事提供元:フィスコ


*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~バブル崩壊後の戻り高値を回復、1992年1月の23000円が射程に
7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・日経平均は4営業日続伸、1992年1月以来の23000円が射程に
・ドル・円は113円87銭、伸び悩み、114円手前に売り圧力
・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>

■日経平均は4営業日続伸、1992年1月以来の23000円が射程に

日経平均は4営業日続伸。185.33円高の22733.68円(出来高概算9億2000万株)で前場の取引を終えた。一時22775.68円まで上げ幅を広げており、次のターゲットとして意識されていた1996年6月26日高値の22750円処を突破してきている。シカゴ日経255先物清算値は大阪比20円安の22580円と小安かったほか、円相場は1ドル113円75銭辺りでの推移とやや円高に振れて推移するなか、利食い先行で始まった。しかし、好調な決算が相次ぐなか、海外勢によるインデックスに絡んだ資金流入が継続。22500円処での底堅さが意識されるなか、切り返す展開となった。

東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは、原油高を受けて鉱業が上昇率トップだったほか、石油石炭、海運が上位に。その他、証券、不動産、電気機器、鉄鋼、非鉄金属が堅調。半面、水産農林、金属、その他金融、食料品が小安い。指数インパクトの大きい処では、ソフトバンクG<9984>が重しとなったが、一方でファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>がけん引する格好。

日経平均は1996年6月26日高値の22750円処を突破した。これによりいったんは達成感が意識されやすい面はあるが、良好な需給状況のなか、1992年1月以来の23000円が射程に入ってきている。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が連日で冴えない展開ながらも、上昇基調が強まっている。

10月の上昇局面で出来高が20億株を超えたのは10月30日の1回のみ。売買代金では4兆円を超えたのが1回、3兆円を超えたのが4回といったところである。インデックス主導で上昇しているため過熱感が高まりづらい面もあり、23000円もあっさり到達する可能性がありそうだ。押し目待ち狙いは日々増加していくことになり、下値の堅さがより意識されそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■ドル・円は113円87銭、伸び悩み、114円手前に売り圧力

7日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日経平均株価は切り返したが、ドルは売り圧力に上昇を阻止されたようだ。

ドル・円は日経平均株価が上昇に転じたことでリスク選好的な円売りが強まったほか、米10年債利回りの上昇基調がドルを押し上げる要因。ドルは目先の取引で114円回復が期待されている。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、目先の日本株高継続が見込まれる。ただ、日本株の上昇基調が目先続いても、ドルは114円手前に売り圧力が観測されており上昇を阻止される可能性もあろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円70銭から113円94銭、ユーロ・円は132円00銭から132円23銭、ユーロ・ドルは1.1601ドルから1.1615ドルで推移した。

(為替・債券アナリスト 吉池威)


■後場のチェック銘柄

・カーディナル<7855>や日製鋼所<5631>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます

・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>

■経済指標・要人発言

・麻生財務相
「北朝鮮の脅威への日本防衛力は甚だ疑問。米国の武器購入は大きな意味」
「(貿易不均衡是正は)米国製の武器購入がすべてではない」

・アーダーンNZ首相
「NZドルの下落はまったく懸念していない」


☆後場の注目スケジュール☆

<国内>
特になし

<海外>
・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・16:00 独・9月鉱工業生産(前月比予想:-0.8%、8月:+2.6%)《DM》

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