東京為替:ドル・円は伸び悩み、114円手前に売り圧力

2017年11月7日 12:09

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記事提供元:フィスコ


*12:09JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、114円手前に売り圧力
7日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。日経平均株価は切り返したが、ドルは売り圧力に上昇を阻止されたようだ。

ドル・円は日経平均株価が上昇に転じたことでリスク選好的な円売りが強まったほか、米10年債利回りの上昇基調がドルを押し上げる要因。ドルは目先の取引で114
円回復が期待されている。

ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、目先の日本株高継続が見込まれる。ただ、日本株の上昇基調が目先続いても、ドルは114
円手前に売り圧力が観測されており上昇を阻止される可能性もあろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円70銭から113円94銭、ユーロ・円は132円00銭から132円23銭、ユーロ・ドルは1.1601ドルから
1.1615ドルで推移した。

【経済指標】

・日・9月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+0.9%(予想:+0.5%、8月:+0.7%)

【要人発言】

・麻生財務相
「北朝鮮の脅威への日本防衛力は甚だ疑問。米国の武器購入は大きな意味」
「(貿易不均衡是正は)米国製の武器購入がすべてではない」

・アーダーンNZ首相*
「NZドルの下落はまったく懸念していない」《MK》

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