概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数はまちまち、。堅調な経済指標が指数をサポート

2017年11月7日 09:54

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記事提供元:フィスコ


*09:54JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数はまちまち、。堅調な経済指標が指数をサポート
【ブラジル】ボベスパ指数 74310.79 +0.53%
週明け6日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比395.37ポイント高(+0.53%)の74310.79で取引を終えた。74444.87から73829.83まで上昇した。

おおむねプラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。原油高の進行が好感され、資源の一角が物色された。また、米株高などもブラジル株の買い安心感を与えた。一方、国内経済の回復遅れ観測が指数の足かせになった。

【ロシア】
休場

【インド】SENSEX指数 33731.19 +0.14%
6日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比45.63ポイント高(+0.14%)の33731.19、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同0.70ポイント安(-0.01%)の10451.80で取引を終えた。

中盤は上値を追う展開を示したが、終盤に上げ幅を縮小させた。堅調な経済指標が指数をサポート。10月のサービス業購買担当者指数(PMI)は51.7となり、前月の50.7を上回ったほか、4カ月ぶりの高水準を記録した。インドの国内総生産(GDP)に占めるサービス業のウエートが高いため、景気の回復期待が高まっている。

【中国本土】上海総合指数 3388.17 +0.49%
週明け6日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比16.43ポイント高(+0.49%)の3388.17ポイントと3日ぶりに反発した。

中国景気の先行き楽観が意識される。中国最大規模の貿易展示商談会「第122回中国輸出入商品交易会(広州交易会)」が先週4日に閉幕し、契約額は前年同期比で8.2%増加した。年2回開催される同商談会では、4期連続で前年実績を上回っている。《CS》

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