ユーロ週間見通し:上げ渋りか、ECBの慎重姿勢で売り先行も

2017年11月4日 20:23

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記事提供元:フィスコ


*20:23JST ユーロ週間見通し:上げ渋りか、ECBの慎重姿勢で売り先行も
■強弱材料混在でもみ合う展開

先週のユーロ・ドルはもみあい。ドイツやユーロ圏の10月消費者物価指数の伸び鈍化も、ユーロ圏の7-9月期域内総生産(GDP)速報値が上振れ、9月失業率は低下した。一方、トランプ米政権のロシア疑惑懸念や税制改革への不透明感は残されているものの、企業景況感の改善を意識したドル買いも観測されており、ユーロ・ドルは1.16ドル台でもみ合いになった。
・取引レンジ:1.1594ドル-1.1690ドル

■上げ渋りか、ECBの慎重姿勢で売り先行も■

今週のユーロ・ドルは上げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めに慎重なスタンスを示した影響で、ユーロは買いづらい展開が続きそうだ。また、米FRBは金利正常化の方針を堅持しており、欧米の金融政策に関する方向性の違いからユーロ売り・ドル買いに振れやすいだろう。また、米税制改正の審議が本格化すればユーロ売り・ドル買いが強まろう。
・予想レンジ:1.1500ドル−1.1700ドル

■やや強含み、日経平均株価の上昇を意識した円売りも■

先週のユーロ・円はやや強含み。スペイン政府がカタルーニャ州の自治権停止を決定してことを受けた混乱懸念から、ユーロ売りが先行。その後、日銀の異次元緩和の継続が決まり、第4次安倍政権への期待などから日経平均株価が大幅高となり、円売りが優勢になった。
・取引レンジ:131円46銭-133円15銭

■下げ渋りか、日銀は緩和方針継続で円売りも■

下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めに慎重な姿勢を示した影響から、ユーロは買いづらい地合いが予想される。ユーロ圏9月生産者物価指数や同小売売上高が市場予想を下回った場合、ユーロ売りが優勢となりそうだ。一方で、日本銀行は現行の金融緩和策を長期間維持する姿勢を示しており、引き続き円売り基調が見込まれる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・6日:9月生産者物価指数(8月:前年比+2.5%)
・7日:9月小売売上高(8月;前月比-0.5%)
・予想レンジ:131円00銭-134円00銭《SK》

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