西鉄、登録なしでWi-Fiが接続可能に NTTBPのアプリ「JCW」と連携

2017年10月28日 09:32

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 「Japan Connected-free Wi-Fi」のロゴ(画像: 西日本鉄道の発表資料より)

「Japan Connected-free Wi-Fi」のロゴ(画像: 西日本鉄道の発表資料より)[写真拡大]

 西日本鉄道が11月1日より、無料公衆無線LANサービス「Nishitetsu Train Free Wi-Fi」とAndroid/iOSアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi(以下JCW)」を連携することを発表した。JCWとは、NTTブロードバンド・プラットフォームが提供するアプリだ。このJCWに登録することで、以後検索された各Wi-Fiの利用登録を一から行う必要なく使用でき、西鉄電車・主要駅のWi-Fiの利便性向上を目指す。

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■アプリを使用すれば利用登録なしで西鉄のWi-Fiに接続可能に

 西鉄は現在、太宰府観光列車「旅人」・柳川観光列車「水都」のほか、西鉄天神大牟田線・貝塚線の薬院駅、西鉄平尾駅、高宮駅、大橋駅、井尻駅、太宰府駅、西鉄柳川駅、貝塚駅、西鉄千早駅、西鉄香椎駅に無料公衆無線LANサービス「Nishitetsu Train Free Wi-Fi」を導入している。対象となる駅、電車内では高速インターネットを無料で利用可能だ。今回、Android/iOSアプリJCWと連携をすることでより手軽にWi-Fi接続が可能となる。

 JCWの利用方法は簡単で、アプリをインストールしたらメールアドレスかSNSアカウントで登録をする。SNSはTwitter、Facebook、LINE、Google+、dアカウント、Weiboなどが利用可能だ。登録が終わればあとは現在地の近くからWi-Fiを検索したり、提供事業者のカテゴリ一覧などから探したりすることができる。Wi-Fiのあるエリアまで行き、ConnectボタンをタップすればそのWi-Fiを登録なしで利用することができる。

 アプリはすべての機能を無料で使うことができ、日本語のほかに英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、マレー語、インドネシア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語の12カ国語に対応する。煩わしい登録なしで手軽にWi-Fiを利用したい人はこのアプリを試してみてはいかがだろうか。

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