NY為替:ドル・円は112円台に戻す、10月NY連銀製造業景気指数の上昇を好感

2017年10月17日 06:52

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記事提供元:フィスコ


*06:52JST NY為替:ドル・円は112円台に戻す、10月NY連銀製造業景気指数の上昇を好感
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円66銭から112円29銭まで上昇し112円19銭で引けた。米国の10月NY連銀製造業景気指数が3年ぶりの高水準に達したことや、核問題に関して、米国と北朝鮮が外交的解決を目指しているとの期待が浮上し、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1819ドルから1.1786ドルまで下落し、1.1796ドルで引けた。欧州の政局不安、英国の欧州連合(EU)離脱問題の深刻化がユーロ売りにつながった。ユーロ・円は、131円72銭から132円38銭まで上昇。米朝関係の改善期待にリスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.3301ドルから1.3225ドルまで下落した。離脱清算金に関し、欧州連合(EU)と英国の意見が食い違い11月の危機説も報じられるなど、警戒感がポンド売りにつながった。ドル・スイスは、0.9730フランまで下落後、0.9766フランへ上昇した。《MK》

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