今週のマーケット展望「過熱感や衆院選を控え、もみ合いの展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

2017年10月16日 13:24

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記事提供元:フィスコ


*13:24JST 今週のマーケット展望「過熱感や衆院選を控え、もみ合いの展開」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)
こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。先週は日経平均がおよそ21年ぶりに21000円台を回復しましたが、今週はどうなるのでしょうか。さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、10月16日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

広木さんは、先週21年ぶりの高値まで上昇した日経平均について、騰落レシオなどテクニカル指標には過熱感を示すものが散見されていることに言及する一方で、『12日こそ大きな陽線を引いたが、その前日までの8日続伸した間の上昇幅は600円弱。「1営業日あたりだと約75円にすぎない」と日経新聞も書いていた。その記事「スクランブル」のサブタイトルは「緩やかな買い 割安感保つ」。確かに21年ぶり高値に違いないが、割高感はない。少なくとも史上最高値更新が続く米国株対比では尚更である』と述べています。

続けて、中国の共産党全国大会や米国産牛肉への緊急輸入制限改善案など国内外でイベントが開催されるものの、『日本株相場の直接的な材料にはならないだろう』との見解を述べています。

最後に、『衆院選の投開票を22日に控えて、今週は様子見が強まるかもしれないが、値幅で調整するより日柄調整となるだろう』として、『今週の展開としては2万1000円の大台を意識したもみ合い相場を予想する』と、まとめています。

飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由《DM》

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