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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続伸、経済指標の回復が支援材料に
*10:41JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続伸、経済指標の回復が支援材料に
【ブラジル】ボベスパ指数 +0.43%
休み明けとなる13日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比329.99ポイント高(+0.43%)の76989.79で取引を終えた。77318.63まで上昇した後、一時76659.38まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。米株式市場などの上昇を受け、ブラジル株にも買いが広がった。また、原油価格の上昇も資源セクターの支援材料。一方、指数の上値は重い。S&Pグローバル・レーティングがブラジルの年金改革が予想以上に遅れた場合、同国の格下げの可能性を示唆したことが嫌気された。
【ロシア】MICEX指数 2098.77 +0.18%
13日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMICEX指数は前日比3.81ポイント3.81ポイント(+0.18%)高の2098.77で取引を終了した。2105.64から2092.40まで下落した。
後半は売りに押されたが、終盤に再びプラス圏を回復した。原油価格の上昇が好感されたほか、米株式市場の上昇なども支援材料。一方、指数の上値は重い。トルコを含む周辺諸国における地政学リスクの高まりなどが足かせになった。
【インド】SENSEX指数 32432.69 +0.78%
13日のインドSENSEX指数は続伸。前日比250.47ポイント高(+0.78%)の32432.69、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.05ポイント高(+0.70%)の10167.45で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや拡大させた。経済指標の回復が支援材料。8月の鉱工業生産は前年同月比で4.3%上昇し、9カ月ぶりの高水準を記録。祭りシーズンによる需要が増加したことが主に寄与したもようだ。
【中国本土】】上海総合指数 3390.52 +0.13%
13日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.42ポイント高(+0.13%)の3390.52ポイントと反発した。終値ベースでは年初来高値を上回り、約1年10カ月ぶりの高値水準を切り上げている。
政策期待で買われる展開。第19回共産党大会の開幕を18日に控えるなか、指導部が打ち出すとみられる経済政策などに対する期待感が強まった。環境保護政策が一段と推進されるとの思惑を受けて、関連銘柄が急伸。偉明環保(603568/SH)などストップ高する銘柄が相次いだ。河北省の「雄安新区」設立に絡み同地や北京、天津などに事業拠点を置く銘柄群も物色された。《NH》
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