豪ドル週間見通し:もみ合いか、9月雇用統計に注目

2017年10月14日 14:54

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記事提供元:フィスコ


*14:54JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、9月雇用統計に注目
■強含み、中国経済減速への懸念和らぐ

先週の豪ドル・円は強含み。米国の金利先高観は後退したことや中国経済の減速懸念がやや後退したことが要因。原油先物の上昇も対円レートへの支援材料となったようだ。取引レンジ:87円25銭-88円31銭。

■もみ合いか、9月雇用統計に注目

今週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)が利上げに当面慎重な姿勢を示しているなか、9月雇用統計の発表が注目される(8月は雇用者数が正規雇用を中心に大幅に増加)。また、中国の7-9月期GDP、9月鉱工業生産の主要指標も売買材料になりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・19日:9月雇用統計(8月:失業率5.6%、雇用者数増減:+5.42万人)

予想レンジ:86円00銭-89円00銭《FA》

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