京都・大覚寺で『ONE PIECE』と日本画がコラボレーション

2017年10月9日 10:50

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京都・大覚寺で『ONE PIECE』と日本画がコラボレーション‼岡田結実さんが 平安時代の衣装「十二単 じゅうにひとえ 」で登場!!ⓒ 尾田栄一郎/集英社/京都麦わら道中記推進委員会

京都・大覚寺で『ONE PIECE』と日本画がコラボレーション‼岡田結実さんが 平安時代の衣装「十二単 じゅうにひとえ 」で登場!!ⓒ 尾田栄一郎/集英社/京都麦わら道中記推進委員会[写真拡大]

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 2017 年10 月7 日(金・祝)~10 月22 日(日)の16 日間、本年7 月に連載20 周年を迎えた『ONE PIECE』と京都のコラボレーションイベント「ONE PIECE 20th×KYOTO 京都麦わら道中記~もうひとつのワノ国~」を開催する。

 今回は、このイベントの目玉企画である「ONE PIECE ART NUE 大覚寺『魔獣と姫と誓いの花』展」を紹介する記者会見発表会の模様が送られてきたので、早速ご紹介したい。




Contents
1 岡田結実さんが平安時代の衣装「十二単」で登場!!2 平安時代の衣装「十二単(じゅうにひとえ)」初体験で上機嫌の岡田さん3 少年ジャンプ 中野編集長 「京都で荘厳な“ワノ国”の感動を」4 大覚寺の伊勢執行長 「漫画は世界に誇る日本の文化」

■岡田結実さんが平安時代の衣装「十二単」で登場!!


 発表会には集英社 週刊少年ジャンプ・中野博之(なかの ひろゆき)編集長、大覚寺の伊勢俊雄(いせ しゅんゆう)執行長(しぎょうちょう)が登壇し、本イベントや京都の魅力について解説し、さらに平安時代の衣装である「十二単(じゅうにひとえ)」をまとった岡田結実さんをゲストに迎えトークセッションを行いました。

イベント概要

 名 称 「ONE PIECE ART NUE 大覚寺『魔獣と姫と誓いの花』展」プレスプレビュー
会 場 大覚寺(京都府京都市右京区嵯峨大沢町4)
登壇者 集英社 週刊少年ジャンプ編集長 中野博之
大覚寺 執行長 伊勢俊雄さん
ゲスト 岡田結実さん

■平安時代の衣装「十二単(じゅうにひとえ)」初体験で上機嫌の岡田さん


 イベントの幕開けに相応しい快晴の下、静寂に包まれた大覚寺のステージには優雅な十二単(じゅうにひとえ)をまとった岡田さんが登場し、「岡田菊姫と申します。本日はよろしくお願いします」とご挨拶。司会に「是非、後姿も見せてください」とリクエストされると、身体をひねって後ろ姿を見せ、来場者は拍手でその艶やかな姿を称えました。

 岡田さんの十二単姿について感想を聞かれ、中野編集長は、「ついつい見とれてしまいます。『ONE PIECE』の女性キャラクターはスタイルなど見た目が現実離れしているキャラクターが多いですが、まさに岡田さんの菊姫は、『ONE PIECE』の世界から飛び出てきたような感じ。サンジがここにがいたらたぶん気絶しちゃうでしょうね!」と笑顔でコメント。

 また、伊勢執行長は、「ほんとうにお美しい。大覚寺には、嵯峨天皇が大事にした嵯峨菊という菊がありますが、まさにその嵯峨菊から出てきたような美しさがある。まさに“雅”ですね」と大覚寺に古くからある菊に例えて美しさを語ってくださいました。

 こうしたお二人のコメントに岡田さんは、「うわー!うれしいです!人生で初めての十二単なんです!こんなすばらしい衣装を着させていただいて、嬉しいですし、キレイだなー!と自分でも思っちゃいます。しかも、意外と重いんですよね。ずっしりする。家族にも見せたいな!と思いますね」と十二単を着た喜びを表現していました。

 そして今回の展示を実際に体感した感想について聞かれると、「ひとことでは伝えられないですね」と前置きしながらも、「もうそれは、『ウーワォ!』って感じですね」とまさかの父(ますだおかだ/岡田圭右さん)譲りのギャグで返答。

 来場者からはパラパラと笑いが起き、「えー…少々な笑いで、安定ですね。受け入れています」と笑顔でコメント。改めて仕切り直し、「『ONE PIECE』の世界とメラメラした気持ちとが織り交ざって、ものすごい世界観になっていますよね。

 会場中に作品の空気感が流れています。それから、石絵をドローンで見せていただいたんですが、ものすごい迫力でした!」と感動を伝えてくれました。

 『ONE PIECE』の中で好きなストーリーを聞かれると「一番好きなストーリーを選んでって言われると難しいんですけど、特に挙げるなら、トラファルガー・ローとコラソンのストーリーですね。ローがコラソンをかばうところは号泣しましたし、考え方が変わるというか。ローがルフィを助ける、仲間を助けるというのは心に響くものがありました」と熱くコメント。

 最後にメッセージを、とMC からいわれた岡田さんは、「岡田菊姫です。『ONE PIECE』とのコラボレーションはすべてひとつひとつが和だったり、熱い気持ちが絡みあっていたり、ものすごい世界観です。一生に一度の体験だと思います。

 すばらしい世界がたくさんあるので、ぜひみなさん、この圧倒的な世界を体感してください!」と伝えていました。

■少年ジャンプ 中野編集長 「京都で荘厳な“ワノ国”の感動を」


 「20 周年を記念したイベントを、世界中から多くの観光客が集まる、この京都で開催できることを、非常に嬉しく思っています。歴史的にも、日本文化的にも、その象徴である“京都”、その中でも魅力溢れる“大覚寺”での今回のコラボレーションイベントで、世界中のワンピースファンの皆さんが、京都に集結し、荘厳な“ワノ国”を思う存分体験し、そんな感動を味わっていただければと思っています。

  『ONE PIECE』は、少年ジャンプの看板漫画。いまや世界中に多くのファンを持つ世界一の漫画。この作品のイベントを、世界中から多くの観光客が集まる京都で行えることをうれしく思います。京都全体と漫画作品がコラボレーションする広範囲なイベントとしては、週刊少年ジャンプ史上初の試みです。

 また、今回の【ONE PIECE 20th×KYOTO 京都麦わら道中記~もうひとつのワノ国~】のために、菊姫をはじめ、ラーク皇子、ヌエといった魅力的なキャラクターを、尾田先生が描き下ろしてくださいました。こうした新キャラクターと既存のキャラクターが出会ってどんなストーリーが生まれるかにもご期待下さい!かなり衝撃的な結末が待っています」

■大覚寺の伊勢執行長 「漫画は世界に誇る日本の文化」


 「集英社主催、京都市との全面コラボレーションのもと、『ONE PIECE』20周年記念イベントに、大覚寺を会場の一つとして協力させていただくことになりました。お寺で漫画イベントなのかと不思議に思われる方もおられるかもしれませんが、今や漫画は日本が世界に誇る文化の一つと考えます。

 当時、嵯峨御所とも呼ばれたこの地に、世界最先端の文化・芸術を学びに唐の国に遣唐使として留学されたかたたちや、高名な文化人・芸術家をお招きになり、帝みずから学ばれつくり上げられたものが平安文化の基礎となり、やがてそれが現在の日本文化に昇華していったわけです。そういったことから、嵯峨御所大覚寺は、嵯峨野文化サロンとも呼ばれ、常に新しいものを取り入れ融合させて活かすという性質があります。

 普段は雅で静かなお寺ですが、大覚寺としても、このイベントの成功を祈願しています」

観た“気”になっているだけでは勿体ない!「 ONE PIECE 」を本当に楽しむためには?
2016.02.21

(あにぶ編集部/あにぶ編集部)

ⓒ 尾田栄一郎/集英社/京都麦わら道中記推進委員会

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