9月雇用統計控え様子見続く 10月6日のドル円為替

2017年10月6日 11:21

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 本日発表される9月雇用統計を控えて市場は様子見ムードが続いている。ただしドル買いの材料が増えてきているのは間違いない。問題は週末からの3連休後の10月10日の朝鮮労働党創建記念日への警戒感だ。水爆実験、ICBMをグアム沖海域に発射する可能性があり、トランプ大統領は今朝方「軍幹部とのディナーは嵐の前の静けさだ」とコメントしている。地政学リスクの影響で、最終的にドル売りの調整が強まることになるだろう。

【こちらも】今日の為替市場ポイント:米雇用統計発表前で動意薄の状態が続く見込み

 10月5日から6日(すべて日本時間)にかけてドル円は狭いレンジでの変動になっている。1ドル112円半ばから113円目前の中での上下だ。5日21:30ごろには1ドル112円41銭の下値をつけていたが、直後に発表された8月貿易収支が-424億ドルと、事前予想の-427億ドルから改善された。さらに悪化すると思われていた前週分の新規失業保険申請件数も26.0万件と事前予想の26.5万件から改善されていた。大型ハリケーンの影響でフロリダ州の状況は悪化していたが、テキサス州の状況が改善されていたためである。ここからドルは堅調に上昇を始めた。

 FRB高官もタカ派発言が続いた。21:43ごろにはハーカー・フィアデルフィア連銀総裁が「12月に3回目の利上げをすべき」「来年も3回の利上げをするべき」とコメントした。22:17ごろにはウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が「利上げの可能性がある」「インフレデータの上昇を待つ必要はない」とコメントしている。これにより12月の追加利上げ観測が高まっている。

 23:00には8月耐久財受注改定値が+1.7%から上方修正され+2.0%となった。8月製造業受注も+1.2%と事前予想の+1.0%を上回っている。また日付の変わった6日1:10ごろには米下院で2018年の予算決議案の可決という報道もあり、さらにドル買いが加速している。4:00ごろには1ドル112円88銭までドルは回復した。

 本日は21:30より9月雇用統計の発表だ。大型ハリケーンの影響で+8万人の事前予想であるが、+10万人になるという声も聞こえてくる。ポジティブサプライズになるのか注目だ。(ろひもと理穂)

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