柏崎刈羽原発、審査書案を「適合」 原子力規制委

2017年10月5日 08:36

小

中

大

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発6号機と7号機の再稼働に向けた審査で、原子力規制委員会は4日、審査書案を適合とした。今後、30日間の意見募集、審査書決定、詳細設計の許可、保安規定の審査や認可を経て、最後に地元同意を得られれば再稼働となる。

【こちらも】東電の原発運転に「適格」、条件付き了承 柏崎刈羽原発の再稼動審査で

 審査書案適合との判断を受け、東京電力は同日「原子力規制委員会において、柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の原子炉設置変更許可申請書に関する『審査書案』が示され、今後、科学的・技術的意見について広く募集されることになりました。引き続き同委員会による審査に真摯かつ丁寧に対応してまいります」とのコメントを発表した。

 また「8月30日の原子力規制委員会の場で社長が申し上げた(経済性より安全性を優先する、とした)通り、福島復興、福島第一原子力発電所の廃炉、賠償をやり遂げるとともに、終わりなき原子力の安全性向上に取り組み、柏崎刈羽原子力発電所の更なる安全性、信頼性の向上に努めてまいります」としている。

 地元、新潟県の米山隆一知事は同日ツイッターで「原子力規制委員会が柏崎刈羽6、7号機の審査書案を了承した。県は国・規制委員会の判断に異を差し挟む立場にありませんが、同様に国・規制委員会も県の検証は国と独立であると理解して頂ける事と思います。徹底的な3つの検証がなされない限り、再稼働の議論は始められない事に全く影響ありません」と明確に、県独自で福島第一原発事故の検証、避難計画、安全性など3部門で検証したうえで、柏崎刈羽原発6号機と7号機の再稼働については検討するとした。重要な案件だけに、時間を区切らず、検証のうえで判断することこそが求められる。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
米山新潟知事は福島第一の徹底検証後に刈羽議論
東電に適格性認めた規制委が「不適格」と志位氏
東電の原発運転の適格性、規制委が条件付き了承
【電力大手の2017年3月期決算】燃料費と電気料金が連動する限り、原発が再稼働すれば業績好転、しなければ現状維持
都250キロ圏原発の安全性検証委設置呼びかけ

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード新潟県東京電力原子力発電所原子力規制委員会福島第一原発柏崎刈羽原子力発電所

「原子力発電・放射能」の写真ニュース

政治・社会の最新ニュース

RSS

もっと見る

主要ニュース

RSS

もっと見る

広告

SNSツール

RSS

facebook

zaikeishimbun

いいね!

twitter

@zaikei_society

フォロー

google+

Hatena

広告

ピックアップ 注目ニュース