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SETIの天文学者、地球以外に微生物存在の可能性ある太陽系の天体7つ
headless曰く、 太陽系で地球以外に微生物が存在する可能性のある7つの天体について、SETI Instituteの上級天文学者、Seth Shostak氏がFuturismに語っている(Futurism、Neowin)。
Shostak氏が明らかな候補地として最初に挙げたのは、地下に液体の水が存在する可能性が指摘される火星だ。次に木星の衛星3つ、内部に海が広がると考えられているエウロパ、太陽系最大の衛星で氷の下に地球上の水よりも多くの塩水があると考えられているガニメデ、海と大気のあるカリストを挙げる。
土星探査機カッシーニのミッションでさまざまな情報を得ることができた土星の衛星2つも有力な候補地だという。タイタンは地表にメタンの海が広がり、エンケラドスは地下の海から間欠泉が噴き出す。エンケラドスには着陸する必要すらなく、間欠泉の噴出物を採取して地球に持ち帰って調べれば微生物が発見できる可能性があるとのこと。さらに7つ目の天体としては、地下に液体の水が存在する可能性がある冥王星を挙げている。
Shostak氏によれば、水に限らず何らかの液体が存在すればどこでも微生物が存在する可能性があるとのこと。いつになったら地球外知的生命体を見つけることができるかというFuturismの質問に対しては、今後20年の間に実現するだろうと答えたそうだ。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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