ジャガー、電気自動車によるワンメイクレースを2018年末より開催

2017年9月22日 09:14

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Jaguar I-PACE eTROPHYのイメージ。(画像:ジャガージャパン発表資料より)

Jaguar I-PACE eTROPHYのイメージ。(画像:ジャガージャパン発表資料より)[写真拡大]

 英国の自動車企業、ジャガー・ランドローバーは、同社初の電気自動車「I-PACE」の発売を記念し、ワンメイクレース・シリーズ、「Jaguar I-PACE eTROPHY」を2018年末に発足させると発表した。

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 ワンメイクレースというのは、モータースポーツの様式の一つであり、全参加者が、同じエンジンや同じレーシングマシンを使うなど特定のレギュレーションのもとで行われるカーレースのことである。代表的な例としては、ルノーによるフォーミュラ・ルノー、かつてトヨタが主催していたフォーミュラ・トヨタなどがある。

 「Jaguar I-PACE eTROPHY」は、2018年後半から2019年にかけ行われる、FIAフォーミュラE(電気自動車フォーミュラカー)選手権第5シーズンのサポートレースとして、フォーミュラEの各レースに合わせて、同じコースで開催される。開催地は、香港、パリ、ローマ、ニューヨーク、サンパウロなど、世界有数の都市であり、10レースが予定されている。

 レースカーは、ジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が製造する。そのベースはもちろん、I-PACEである。

 ジャガー・レーシングのチェアマン、ガード・マウザー氏は「ファンにとって新たな楽しみとなり、若いドライバーにとってはフォーミュラEへの登竜門となるイベントである」とコメントしている。また、フォーミュラEの創立者アレハンドロ・アガグ氏は、「ジャガーによるレースの開催はとても喜ばしいことで、バッテリー技術の進歩、EVのパフォーマンスを証明するものとなるだろう」と語った。

 参戦用レースカーの詳細な技術仕様、価格、そしてレースの日程は、2018年に発表予定となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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