関連記事
2017年末の米金利見通し据え置き、12月追加利上げの可能性高まる
記事提供元:フィスコ
*10:05JST 2017年末の米金利見通し据え置き、12月追加利上げの可能性高まる
米連邦準備制度理事会(FRB)は20日(米東部時間)、連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を1.00%-1.25%の据え置きと、10月にバランスシートの縮小を開始することを決定した。FOMC参加者の米政策金利予想分布図「ドットチャート」では17年末の金利予想中央値が1.375%と前回(6月)から維持された。
市場ではタカ派寄りとして受け止められ、12月のFOMC会合での追加利上げ観測が再浮上した。一方で、FRBはインフレ見通しを下方修正。これについて、イエレンFRB議長はFOMC後の記者会見で「今年の物価上昇の低迷は謎」と言及したものの、今後数年で2%の物価目標の達成は可能であるという見通しを変更しなかった。
これを受けて、米長期金利が上昇。日米金利格差も意識され、ドル高・円安基調が継続している。この流れは東京市場でも継続すると見られる。本日午後に発表される日銀の金融政策会合では、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行の金融緩和の維持を決定する公算が大きい。このため、相場への影響は限定的だと予想される。《MK》
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 国内外の注目経済指標:日銀金融政策は現状維持か 4/20 14:59
- プラチナは調整場面か サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) 4/19 17:10
- NYの視点:米、根強いインフレの兆候、利下げの環境整わず 4/19 07:45
- トルコリラ円今週の予想(4月15日)サンワード貿易の陳氏 (山崎みほ) 4/18 17:24
- ドル円今週の予想(4月15日) サンワード貿易の陳氏(山崎みほ) 4/18 17:21