本能寺の変は室町幕府再興が目的?明智光秀の直筆書状が見つかる

2017年9月15日 21:56

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 「本能寺の変」を起こしたことで知られる戦国武将、明智光秀の直筆の書状が発見された。これにより、明智光秀が本能寺の変を起こした理由について議論が盛り上がっているという(毎日新聞産経新聞NHKアゴラ)。

 戦国時代、明智光秀が織田信長に謀反を起こした「本能寺の変」については、明智光秀がなぜ謀反を起こしたのかが長年の謎とされていた。当時明智光秀は一定の力はあったものの、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)や柴田勝家などほかにも有力な織田家家臣がおり、反旗を翻したとしてもその後の覇権を握れるかどうかは難しい状況であった。

 発見された書状には、織田信長によって京都から追放された室町幕府最後の将軍である足利義昭が、本能寺の変の後に京都に戻ってくるこという旨の内容が記されている。ここから、明智光秀は室町幕府の再興を目指して本能寺の変を起こした可能性が高いとみられるという。

 なお、この書状の写しは残っていたが、原本は発見されていなかったという。

 スラドのコメントを読む | 日本 | ニュース

 関連ストーリー:
ヴォイニッチ手稿が解読された? 2017年09月13日
ATX電源に「明智光秀」参上 2010年08月08日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事