関連記事
米大手信用情報会社から個人情報漏洩、インサイダー疑惑もあり米政府が調査
あるAnonymous Coward曰く、 クレジットカードなどの信用情報を扱う米大手消費者信用情報会社Equifaxが不正アクセスによって個人情報を漏洩させたことが報じられている。流出したのは氏名や住所、生年月日のほか、社会保障番号や免許証番号、クレジットカード番号なども含まれているという。(ITmedia)。
これだけならまだ昨今ではよくある話なのだが、漏洩を知った同社役員らがメディアで報じられる前に同社の株式を売却していたことも発覚、批判されている(TechCrunch、THE HELL、米エネルギー・商業委員会、米下院金融サービス委員会、Slashdot)。
また、利用規約には集団訴訟の権利を放棄するという条項が含まれており、こうしたことから政府からも批判を受けているとのこと。Tammy Baldwin上院議員は「Equifaxはこの重大な違反数週間にわたって被害者に伝えなかった」と発言している。また、米エネルギー・商業委員会が書簡で問い合わせを行い、米下院金融サービス委員会は聴聞会を開催すると発表、Equifaxにデータセキュリティ違反がなかったか調べる方針だそうだ。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | お金 | 情報漏洩
関連ストーリー:
スウェーデンで大規模な情報漏えい事故、IBMの下請けがデータを漏らす 2017年07月29日
Struts 2を使用していた国交省サイトから情報流出、対策は2017年度予算待ち 2017年06月07日
サイバー攻撃とインサイダー取引の組み合わせで利益を得るサイバー犯罪組織 2015年02月03日
STAP問題の裏にインサイダー疑惑 2014年06月25日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード
スポンサードリンク
- 英警察のサブドメイン、海賊版ストリーミングに悪用される 1/29 10:26
- Microsoft、重大なサイバーセキュリティインシデントを米証券取引委員会に報告 1/24 09:07
- 北京市司法局、AirDropによる違法文書配布者を特定可能に 1/17 16:04
- YouTube経由で広がるマルウェアが増加 1/16 17:11
- GoogleとBingが有名人の顔合成したポルノ動画へのアクセス容易にとの指摘 1/15 17:50