『あらいぐまラスカル』40周年を記念したVRゲーム登場 体験版が表参道に

2017年9月15日 09:13

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『Where's Rascal(ラスカルはどこ?)』のイメージ(画像: 日本アニメーションの発表資料より)

『Where's Rascal(ラスカルはどこ?)』のイメージ(画像: 日本アニメーションの発表資料より)[写真拡大]

 TVアニメ『あらいぐまラスカル』の放送から40周年を記念し、VRゲーム『Where's Rascal(ラスカルはどこ?)』のサービス開始が決定した。ゲームは今冬より全国のVR施設で導入される予定だ。サービス開始に先立ち、9月16日(土)から10月1日(日)までの土日祝日限定で、ゲームの有料体験版が提供される。場所は現在「原宿ラスカルショップ」が開催されている、東急プラザ表参道原宿の3階エレベーター前である。

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 ゲーム中では、『あらいぐまラスカル』の主人公でありラスカルの飼い主、スターリング・ノース少年の家が再現されている。その家の中に隠れたラスカルを探し出すことがゲームの目的となる。発見してもきちんと捕まえなければラスカルは逃げてしまい、ゲームのクリア条件を満たすことができないので注意が必要だ。可愛らしいラスカルとかくれんぼが体験できる癒し系のVRゲームに仕上がっており、老若男女問わずに楽しむことができる。

 体験版は、1回のプレイ時間が5分ほどで価格は500円(税込)、9月16日から10月1日までの土日祝日計7日間に行われる。各日11時から13時までと15時から18時までの時間帯で開催され、実施場所は東急プラザ表参道原宿の3階エレベーター前。推奨年齢は眼球の発達具合などを考慮して13歳以上となっている。

 また、VRゲームが体験できる同フロアでは、9月1日から10月1日の期間限定で「原宿ラスカルショップ」がオープンしている。場所は、POP UPスペース「OMOHARA STATION(オモハラ ステーション)」内で、昨年5月に続いての開催となる。「原宿ラスカルショップ」でしか購入できない限定グッズも多数取り揃えられてので、足を運んでみてはいかがだろうか。

 『あらいぐまラスカル』は、アメリカ人作家スターリング・ノース氏の著書『はるかなるわがラスカル』を原作とするアニメ作品である。原著の内容は、ノース氏が少年のころ実際に体験した出来事とっており、ラスカルとの友情物語だけでなく、自然との共存の難しさも描写されている。猟師に撃たれてしまった親あらいぐまの代わりに、赤ちゃんあらいぐまにラスカルと名付け育てることにした、スターリング少年とラスカルの物語である。TVアニメ『あらいぐまラスカル』は、スターリング少年とラスカルが共に過ごした1年間が描かれ、世界名作劇場枠で1977年1月~12月に放送された。(記事:t_kamiharako・記事一覧を見る

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