9月14日のNY為替概況

2017年9月15日 04:58

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記事提供元:フィスコ


*04:58JST 9月14日のNY為替概況
 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円04銭まで急伸後、110円32銭まで反落し110円50銭で引けた。

米国の8月消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため12月までの追加利上げ観測が再燃。ドル買いに拍車をかけた。その後、北朝鮮が再び弾道ミサイルを発射する兆候を見せているとの報道を受け、警戒感がひろがりドル買いが後退した。

ユーロ・ドルは、1.1838ドルまで下落後、1.1922ドルまで反発し、1.1910ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けてユーロ売り・ドル買いが継続。

ユーロ・円は、131円25銭から131円76銭まで上昇。リスク選好の円売りが続いた。

ポンド・ドルは、1.3306ドルから1.3404ドルまで上昇した。英国中央銀行は金融政策決定会合で、異例な金融緩和策を維持したが、声明の中で、今後数か月内に緩和策を縮小する必要性があると指摘したため、年内の利上げを織り込むポンド買いが加速。

ドル・スイスは、0.9705フランへ急伸後、0.9635フランへ反落した。

[経済指標]・米・8月消費者物価指数:前年比+1.9%(予想:+1.8%、7月:+1.7%)・米・8月消費者物価コア指数:前年比+1.7%(予想:+1.6%、7月:+1.7%)・米・8月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、7月:+0.1%)・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、7月:+0.1%)・米・先週分新規失業保険申請件数:28.4万件(予想:30.0万件、前回:29.8万件)・米・失業保険継続受給者数:194.4万人(予想:196.5万人、前回:195.1万人←194.0万人)《KY》

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