Native Instruments、コンピューター音楽制作システムの次世代モデル発売

2017年9月9日 18:58

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KOMPLETE KONTROL(左)とMASCHINE(右)新型モデル(写真: NATIVE INSTRUMENTS Japanの発表資料より)

KOMPLETE KONTROL(左)とMASCHINE(右)新型モデル(写真: NATIVE INSTRUMENTS Japanの発表資料より)[写真拡大]

 Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)は8日、コンピューターミュージックの制作システム「KOMPLETE KONTROL(コンプリート・コントロール)」と「MASCHINE(マシーン)」の次世代モデルを販売すると発表した。

 NIオンラインショップで8日より予約を受け付け、10月6日より販売を開始する。価格は、KOMPLETE KONTROL S49が6万4,630円、KOMPLETE KONTROL S61が7万3,889円、MASCHINEが6万7,407円(いずれも税別)。

■新しくなったKOMPLETE KONTROL

 KOMPLETE KONTROL MK2は、業界標準である音楽制作ソフトウェア「KOMPLETE」にキーボードが付属した、シリーズの最新機種である。49鍵盤のS49モデルと61鍵盤のS61モデルが用意されている。前モデルに比べいくつかの機能が改善されており、選択しているサウンドのプレビューが行える高解像度なカラーディスプレイが2台搭載され、ファンクションボタンが17個増えている。

 また、DAW(コンピューター音楽制作の総合ソフト)との連携も改善されており、キーボードを操作することでプロジェクトをエディット、ミックスを行うことができる。

■次世代パッドコントローラーのMASCHINE

 MASCHINE MK3は、サンプラー、オーディオインターフェイス、ミキサー、アレンジャー、FX等を1台にまとめた音楽ハードウェアとソフトウェアをミックスした人気システムの最新バージョンだ。

 96キロヘルツ/24ビットの高音質オーディオインターフェースが採用され、サウンドを打ち込むためのパッドの反応も改善された。また、よく利用する機能用のファンクションボタンが採用され、KOMPLETE KONTROL MK2同様に、2台の高解像度なカラーディスプレイが採用された。

 進化していくコンピューターミュージックの業界において、ネイティブ・インストゥルメンツが発表していく今後の新製品に注目したい。

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