日本女子バレー、30年ぶりにブラジル戦連勝 グラチャンバレー

2017年9月9日 09:47

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 8日、愛知県で行われているバレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ女子大会で日本がブラジルにフルセットの末、勝利した。日本は7月のワールドグランプリ仙台大会でブラジルに6年ぶりの勝利を挙げており、対ブラジル連勝は30年ぶりの事である。

 世界ランキング6位の日本は同4位で前回王者のブラジルに25-18、25-27、25-15、16-25、15-6とフルセットで振り切った。日本は今大会、初戦で韓国にストレート勝ち、続くロシアに逆転負けをしていたが、これで2勝1敗となった。

 第1セット、日本が先手を取る流れで展開しブラジルの高い攻撃を粘り強く拾って21-13とリードするとそのまま25-18で先取する。第2セット、17-17から日本はセットポイントを迎えるがこれを決めきれず、逆にブラジルが5連続ポイントで逆転、27-25で奪われる。第3セット、日本は序盤から猛攻を仕掛け8-1とする。ここからブラジルも盛り返すが流れを変えるには至らず25-15で奪い、セットカウント2-1とする。

 第4セット、後が無いブラジルは序盤から主導権を握り4-13とリードされるとそのまま16-25で奪われ最終セットにもつれ込む。第5セット、日本は一気に勝負をつけるべく速攻を仕掛けて15-6と付け入る隙を与えずセットカウント3-2で勝利した。

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