W杯サッカーロシア大会、サウジと韓国が出場決定 アジア最終予選

2017年9月6日 16:27

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 5日(現地時間)、サッカーW杯アジア最終予選最終節が行われ既にW杯出場を決めているイラン、日本に続く出場国が決まった。B組では日本がサウジアラビアのジッダでサウジアラビアと対戦、惜しくも0-1で敗れた。これにより、サウジアラビアの3大会ぶり5回目の本大会出場が決まった。A組では、韓国がウズベキスタンのタシケントでウズベキスタンと対戦、辛くも0-0で引き分け9大会連続の本大会出場が決まった。また各組3位はオーストラリアとシリアに決定、プレーオフに回ることとなった。

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 サウジアラビアは、オーストラリアがタイにホームの試合ながらわずか1点差の勝利に終わっていたため、勝てば2位に入れる条件だった。高温多湿の環境で前半から攻め急ごうともせず、しっかりボールを回しながらチャンスを狙う戦術であった。

 立ち上がりは日本が攻勢を見せゴール前でチャンスを作るが決めきれない。前半33分には、柴崎岳のCKを昌子源がヘッドで合わせるもゴールライン上でクリアされる。さらに前半40分には、柴崎のFKからのこぼれ球を山口蛍がダイレクトでミドルシュートを放つもGKのスーパーセーブに阻まれる。

 後半に入るとサウジは勝負をかけ始める。後半9分には、後半から投入されたサウジのフハド・アルムワラドがDFをかわしGKと1対1となるが川島永嗣が左足1本でスーパーセーブをする。しかし18分、サウジは再びアルムワラドがスペースでボールを受けてゴール隅に決め先制に成功、そのまま逃げ切った。

 韓国は負ければ一気にA組4位の可能性もあった試合で粘りを見せ、引き分けに持ち込み2位に滑り込んだ。またA組の3位は後半ロスタイムにイランに対して同点弾を入れ引き分けに持ち込んだシリアが、ウズベキスタンを逆転しプレーオフに進出する。

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