ファミリーマート、千葉大学病院内に新店舗　院内唯一の24時間営業

　ファミリーマートは、千葉大学病院内のひがし棟1階に、「ファミリーマート千葉大学病院店」を30日7時にオープンする。同病院内唯一となる24時間営業のコンビニとして、図書コーナーや34席のイートンスペースも設置し、焼き立てパンも提供する。

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　千葉大学病院ひがし棟1階の一部を改装し、患者や家族、職員、病院関係者の利便性の向上を目的に開店。新たな病院内のくつろぎの空間の場として提供する。

　ファミリーマートは、全国で病院内の多数の出店実績がある。その強みや技術を活かし、店内のレジカウンターは丸みを持たせ、壁は木目調を使用している。heartful(ハートフル)をテーマに、コンビニ定番商品や通常のサービスを提供し、快適でこころ温まる優い店舗設計にしている。

■店内の主な特徴

　全席34席のイートンインスペース(店内16席、テラス席12席、廊下側6席)を設ける。文庫、新書、ビジネス書籍、専門書など幅広いジャンルを取り揃え、無料の貸出図書約400冊、インターネット検索用のデスクトップパソコン2台を設置。

　店内で調理した、独自の「焼きたてパン」を提供し、「トマトとチーズのトルティーニ（1個240円）」、「カスタードオーバー（1個180円）」といったメニューを用意する。

　品揃えは、病院内で需要の高いマスクや紙おむつなどの医療衛生品、入院生活の必需品、見舞い用の絵本、退院後の生活に役立つ医療書籍なども多数揃える。

　近年、ファミリーマートは病院内店舗として、2016年11月「ファミリーマート長岡中央綜合病院店」、2015年8月「ファミリーマート盛岡赤十字病院店」、2015年5月「ファミリーマート宝塚市立病院店」、2015年5月「ファミリーマート西知多総合病院店」などを開店している。その他駅構内やオフィスビル内、高速道路内のSA・PAなどの新しい市場への出店も積極的に行っている。（記事：さゆり・記事一覧を見る）