トヨタ開発のカーシェア事業用アプリ、ハワイで実証実験

2017年8月18日 08:15

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利用者用画面イメージ。(画像:トヨタ自動車発表資料より)

利用者用画面イメージ。(画像:トヨタ自動車発表資料より)[写真拡大]

 トヨタ自動車は、トヨタ販売店向けに開発したカーシェア事業用アプリについて、アメリカ・ハワイ州のトヨタ販売店であるServco社と共同で、実証実験を行っている。

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 アプリを開発したのは、トヨタの北米におけるコネクティッド分野の戦略事業体、Toyota Connected North America, Inc.(TCNA)である。なお、開発のみならず運営も同社に委託されている。

 トヨタは現在、モビリティの管理・利用・分析などの包括的な機能を持った新たなるプラットフォーム、「MSPF(モビリティ・サービス・プラットフォーム)」を構築中であるが、このアプリもその一環に位置付けられる。

 このアプリは、スマートフォンによるドア開閉システム「SKB(スマートキーボックス)」によるドアロック開閉機能を中核に、事業者向けの車両管理、利用者の認証・決済サービスなどを包含している。

 SKBによるカーシェアリングの実証実験は、アメリカ本土でカーシェア事業を手がけるGetaround社と共同で、2017年1月からカリフォルニア州サンフランシスコでも開始されている。今回はそれに付け加え、ハワイでも実証実験が始まったという形だ。

 トヨタの専務であり、コネクティッドカンパニープレジデントを務める友山茂樹氏は、「このアプリによって、より快適なカーシェアサービスをお客様に提供できるようになると考える」とコメントした。

 またTCNAのザック・ヒックスCEOは、「MSPFを次世代のプラットフォームとして構築することで、将来のモビリティ社会に向けたグローバル基盤を整備し、地域ごとに最適化したモビリティ事業の展開を進めていきたい」とコメントしている。

 なお、2017年後半より、ハワイ州ホノルルにて、トヨタによる一般ユーザー向けのカーシェア事業が本格稼働される予定となっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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