Orchestra Holdings 2Qは主力サービスの運用型広告を中心に積極的な販売強化を行い増収増益

2017年8月15日 14:00

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記事提供元:フィスコ


*14:00JST Orchestra Holdings---2Qは主力サービスの運用型広告を中心に積極的な販売強化を行い増収増益
Orchestra Holdings<6533>は14日、2017年12月期第2四半期(17年1~6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.7%増の28.75億円、営業利益が同8.3%増の1.74億円、経常利益が同8.6%増の1.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同0.5%減の1.12億円となった。

同社は、デジタルマーケティング事業においては、市場成長を着実に捉え、主力サービスである運用型広告を中心に引き続き拡販を進めてきた。ライフテクノロジー事業においては、デジタルマーケティング事業と並ぶ収益の柱に育てるべく、既存タイトルのプロモーション施策と新規タイトルのリリースに注力してきた。また、持株会社体制への移行や事業拡大に伴う本社及び支社の移転等、組織体制強化に向けた取組みを推進している。

デジタルマーケティング事業は、売上高が前年同期比26.6%増の27.41億円、営業利益が同23.9%増の3.75億円となった。主力サービスである運用型広告を中心に、既存取引先からの受注額の増額や新規取引先の獲得が順調に推移し、取扱高が拡大している。

ライフテクノロジー事業は、売上高が前年同期比28.3%増の1.34億円、営業損失が0.02億円となった。新規ユーザー獲得のためのプロモーション施策を講じるとともに、収益拡大に向けた取組みを推進している。当第2四半期連結会計期間にセグメント利益が黒字化したことにより、損失額が縮小した。

2017年12月期通期の業績予想は、売上高が前期比23.5%増の60.76億円、営業利益が同19.0%増の3.60億円、経常利益が同20.6%増の3.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.0%増の2.46億円とする計画を据え置いている。《MW》

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