関連記事
NY株式:ダウ204ドル安、北朝鮮情勢への警戒続く
記事提供元:フィスコ
*07:51JST NY株式:ダウ204ドル安、北朝鮮情勢への警戒続く
10日の米国株式相場は下落。ダウ平均は204.69ドル安の21844.01、ナスダックは135.46ポイント安の6216.87で取引を終了した。北朝鮮によるグアム島沖へのミサイル発射計画が明らかとなり、アジア・欧州株がほぼ全面安となり、米国株も売りが先行。地政学リスクの高まりを背景に投資家心理が悪化しており、主要株価が軒並み下落、終日軟調推移となった。7月生産者物価指数が予想を下振れ、長期金利が低下したことも嫌気され、金融セクターに売りが広がった。セクター別では公益事業を除いて全面安となり、特にテクノロジー・ハード・機器や半導体・半導体製造装置の下落が目立った。
食材宅配サービスのブルーエプロン(APRN)は、上場後初の決算で顧客数の減少が明らかとなったほか、下期の業績悪化を予想しており、大幅下落。株価はIPO価格の約50%減まで落ち込んでいる。小売のメーシーズ(M)やコールズ(KSS)は既存店売上高の減少傾向が続き、軟調推移。小売業界不振への懸念が再燃し、ノードストローム(JWN)やJCペニー(JCP)など小売銘柄が連れ安となった。一方で、製薬のペリゴ(PRGO)は決算内容が好感され、大幅上昇となった。
百貨店のノードストロームはマーケット終了後に5-7月期決算を発表、売上高、調整後一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。
Horiko Capital Management LLC《TM》
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 19日の香港市場概況:ハンセン1.0%安で3日ぶり反落、理想汽車7.4%下落 4/19 18:00
- 19日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で3日ぶり反落、石油株は逆行高 4/19 16:54
- 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は7日ぶりに反発、成長予想の修正も改めて好感 4/19 09:58
- 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは22ドル高、良好な成長期待が下支え 4/19 07:59
- 米国株式市場はまちまち、良好な成長期待が下支え(18日) 4/19 06:58