日米2+2 ワシントンで17日開催 幅広く協議

2017年8月9日 08:11

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 日米の外務・防衛閣僚による「日米2+2」(安全保障協議委員会)が17日にワシントンで開かれる事が決まった。小野寺五典防衛大臣は8日の記者会見で、「新しい内閣の中で初めて日米『2+2』を行うことになる。東アジアの安定、日本の安全保障を含め、日米の強固な関係が大変重要なので、様々な課題、特に共通の安全保障上の課題について、幅広く意見交換していきたい」と語った。

 その一方で「議論の内容について予断は差し控えたい」とした。ただ、小野寺大臣は「日本国民が様々抱えている多くの課題について、この中で、私どもとしても、しっかり話をしていきたいと思っている」とし、沖縄の負担軽減の加速化への協力を要請する意向をうかがわせた。

 2+2の協議では、特に核開発・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応、海洋進出戦略を展開する中国への対応、日米協力しての相互の防衛強化策などをテーマに話し合うものとみられる。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
武力攻撃切迫事態など念頭には検討していない
北ミサイル発射受け「2+2」開催へ調整急ぐ
次世代機雷探知技術を日仏共同で研究へ
空中給油再開「専門家の立場で判断と承知」外相
普天間飛行場の老朽施設補修事業に着手 防衛省

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事