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【注目銘柄】ミスミグループ本社は上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想は増額の可能性
ミスミグループ本社<9962>(東1)に注目したい。FA・金型用部品の企業向け通販を展開している。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期も2桁増収増益・連続増配予想である。第1四半期の進捗率が高水準であり、通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想は増額の可能性
7月28日発表した18年3月期第1四半期(4月~6月)の連結業績は、売上高が前年同期比24.4%増の757億74百万円、営業利益が33.7%増の100億19百万円、経常利益が33.0%増の99億59百万円、純利益が31.3%増の68億58百万円だった。
FA事業は中国やアジアが高伸長して28.3%増収、金型部品事業は自動車の新規金型需要などで中国やアジアでの販売が拡大して17.9%増収、VONA事業は品揃え強化の効果で25.7%増収と、いずれも好調に推移した。
通期の連結業績予想は売上高が17年3月期比12.0%増の2900億円、営業利益が16.9%増の317億円、経常利益が17.5%増の311億円、純利益が17.5%増の216億円としている。商品ラインナップの拡充、コスト競争力の強化、グローバル確実短納期供給の強化などの施策を推進して過去最高更新見込みだ。配当予想は2円89銭増配の年間19円60銭(第2四半期末9円17銭、期末10円43銭)としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高26.1%、営業利益31.6%、経常利益32.0%、純利益31.8%と高水準である。アジアを中心とする海外売上の伸長が期待され、想定為替レートが1米ドル=108円、1ユーロ=116円、1人民元=15.8円と保守的であることも考慮すれば、通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す
株価は上場来高値更新の展開で本日8月8日は2849円まで上伸している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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