関連記事
台湾、ニホンウナギを「最も絶滅の危険度が高い種」に指定
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward曰く、 台湾政府は近年資源量が急減しているニホンウナギについて、同国の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で「最も絶滅の危険度が高い種」に指定することを明らかにした(毎日新聞、産経新聞、佐賀新聞)。
【こちらも】ウナギ絶滅阻止の切り札となるか 生協がウナギ味ナマズを取り扱い
ニホンウナギは近年乱獲等により急激に数を減らしており、既に日本や国際自然保護連合 (IUCN) でも「絶滅する危険性が高い絶滅危惧種」に指定されているが、今回の指定はより危険度が高いものとなる。台湾では稚魚(シラスウナギ)の輸出を禁止するなど対策を進めているが、日本に違法に輸出される例が後を絶たず、状況の深刻さが増しているようだ。
ニホンウナギについては、このままの状態が続けばワシントン条約で国際取引が禁止される可能性も高いという。日本ではこの期に及んで土用の丑の日でウナギを食べようと各地でキャンペーンが打たれているが、事態はそれどころではないように思える。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | バイオテック | サイエンス
関連ストーリー:
韓国もウナギの完全養殖に成功 2016年06月28日
ウナギ味の養殖ナマズ 2015年05月19日
国際自然保護連合、ニホンウナギを絶滅危惧種に指定へ 2014年06月11日
護岸の進んだ河川や湖沼ではニホンウナギの漁獲量が減少しているとの調査結果 2014年04月20日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
- 天然記念物オカヤドカリが事件の証拠品に 水族館で預かり中 12/10 18:48
- デンキウナギの放電で周囲の生物に遺伝子の組み換え発生か 名大ら 12/ 9 09:51
- 卵を産む哺乳類「アッテンボロー・ミユビハリモグラ」、60年ぶりに目撃 11/20 08:59
- 札幌の円山公園でゴキブリが繁殖も、公園の外には生息域を広げられない 11/ 2 11:30
- ネコ、マタタビへの依存性ない 10/ 3 08:34