柴崎岳、移籍先スペイン1部ヘタフェでの背番号は10番

　21日、サッカーのスペイン1部リーグ・リーガエスパニョーラに昇格したヘタフェが獲得した柴崎岳の背番号が10番に決まった。これは同日行われた柴崎の入団会見の中で発表されたものである。柴崎はリーガエスパニョーラの世界最高峰リーグらしい魅力を日本に発信したいと意気込んでいる。

　柴崎は2016/17シーズンの今年1月からスペイン2部のテネリフェに移籍し、当初は適応せずに疑問視された移籍となっていた。しかし終盤になって勝利に貢献するようになり、スペイン1部昇格プレーオフにも参戦、決勝でヘタフェと対戦した。テネリフェは1部昇格はかなわなかったが、この時の活躍ぶりも評価され対戦相手のヘタフェから声がかかっての移籍であった。契約期間も4年の長期間に渡るもので活躍の期待度が高いものとされている。

　リーガエスパニョーラにはFCバルセロナ、レアルマドリッドのような世界的なビッグクラブがある。ヘタフェの指揮官が柴崎にどんな役割を任せ、どれだけチームにフィットして行けるかはまだ未知数ではある。柴崎は「念願の夢の舞台に立てるのは嬉しい、攻撃面では貢献できる」と自信を持っており、どれだけの活躍をするのか開幕が待ち遠しい。